耳に残るは君の歌声

表「私の旅は終わらない　－ロシア、ロンドン、パリ、ニュ－ヨーク・・・激動の時代、戦乱に揺れる国々。運命の男、運命の愛、また会う日まで振り向かない。かすかに耳に残る父の子守歌を探して。ただ、あなたに会いたくて。」
裏「お父さん　あなたは今　どこにいるのですか　　－ロシア、ロンドン、パリ、ニューヨーク・・・耳に、かすかに残る父の子守歌を探して、少女は海を越える。」
監督・脚本・音楽プロデューサー　サリー・ポッター　（2000　イギリス・フランス）
出演　クリスティーナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タトゥーロ

マイ・ボディガード ☆☆☆☆

左表「守りたい。　－男に生きる希望をくれたのは、たった9歳の少女だった。
　　ー　迫り来る危険が純粋すぎる愛を生んだ－新たなる感動策の誕生！－」
左裏「『レオン」から10年、危険と隣り合わせの新たな愛の名作が誕生した！2004年秋、興奮と感動がひとつになる！」
右表「信じてる。何があっても、あなたが私を守ってくれる。　ー迫りくる危機が純粋すぎる愛を生んだ。ー全米№１ヒットの感動作！」
右裏「男に生きる希望をくれたものは、たった９歳の少女だった。守りたい。たとえ命と引き換えでも…しかし、非情な運命が彼女を奪ったー今、男は悲しみを武器に変えて立ち上がる!!　　純粋すぎる二つの魂の熱く切ない愛の感動作！」
監督　トニー・スコット　（アメリカ）
出演　デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ジャン・カルロ・ジャンニーニ、ミッキー・ローク
ストーリーは地味だけど、役者が魅せてくれます。
渋い実力派・デンゼル・ワシントンと、少女役は演技派で注目の子役・ダコタ・ファニング。脇はクリストファー・ウォーケンとくれば、文句のつけようがないでしょう。（ミッキー・ロークも出ていたそうですが、あまりの顔の変わりように私は気づかなかった・・・）

映画の舞台はメキシコ。
誘拐が日常化しているメキシコでは子供たちの送り迎えにもボディガードが必要なのが、当たり前という設定。ボディガードがいないため、学校に行けなくなっていたダコタ・ファニングのボディガード役を引き受けることになったデンゼル。デンゼルはＵＳＡ出身で従軍歴もある輝かしい経歴を持ちながら、ワケありで、安い金でボディガード役を引き受ける。
そこで事件は発生する。
誰から誰までがこの事件に関与しているのか・・・。目的は何か・・・？
ストーリー的にはあまり派手なところはなくとも、役者が次第に頭角を現して映画の世界に引き込んでくれます。
ただ、やたらと揺らした画像を使っているのがちょっと見づらくい・・・。

＜余談＞
この映画の一番の見どころはラスト！　ラスト画面がブラックアウトした後に出る英文２行。日本語の字幕はないけれど、平易な英語なので、見て笑ってください。

マイアミ・ガイズ －俺たちはギャングだ－

表「地上は任せろ！　マイアミ『スペース・カウボーイ』日本上陸!!」
裏「『コミカル・クライム・ムービー』の決定版！　いま最も血気盛んな伝説のオヤジ俳優たちが放つ　－超クールなのに超マヌケ。一体オチはどうつける？」
監督　マイケル・ディナー　（2000　アメリカ）　
出演　リチャード・ドレファス、バート・レイノルズ、ダン・ヘダヤ、シーモア・カッセル、キャリー＝アン・モス、ジェニファー・ティリー

マイノリティ・リポート

表「トム・クルーズ」
裏「犯罪が予知できる近未来　殺人は回避され、犯行前に犯人は捕らえられる　そのシステムは完璧のはずだった・・・　　スティーブン・スピルバーグ×トム・クルーズ　二つの才能がこの映画で出会う!」
監督　スティーブン・スピルバーグ　（2002　アメリカ）
出演　トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー
★見たような気がするんだけど・・・　　

マーサ・ミーツ・ボーイズ

表「鯉のボーディングチケットはたった99ドルとほんの少しの勇気」
監督　ニック・ハム　（1998　イギリス）
出演　モニカ・ポッター、ジョセフ・ファインズ、ルーファス・シーウェル、トム・ホランダー、レイ・ウィンストン

マインドゲーム ☆☆☆☆

表「その男、気合だけで生還。　－愛しい過去×はじける未来∞ハイパーテンションムーヴィー！」
裏「なんて無様な人生、なんて醜い死に方、まだ、20歳なのに・・・」　最低にカッコ悪い死に方をした男が、清への執念と気合だけをたよりに、猛ダッシュで復活！」
監督・脚本　湯浅政明　（2004　日本）　
声　今田耕司、藤井隆、山口智充、坂田利夫、島木譲二
すごく「感覚的」な作品です。

ふつうの平面アニメから３Ｄ、実写をつかって・・・とさまざまな方法で描かれている、ちょっと変わったアニメ作品だ。
人の心の動きを絵で表現しようとするとこんな風になるんだぁ～、という感じでしょうか。
主人公にいろんな出来事が降りかかるたびに、いろいろと思いが錯そうし、「なにくそっ！」って思いに到る心の動きを描いているユニークな作品です。
波長が合えばこの「感覚」に振り回されることができるでしょう。
STUDIO4℃・・・侮るべからず。

マッドモンク -魔界ドラゴンファイター－

表「輪廻転生の大バクチ」
裏「天の思惑、地のたくらみ、人の気まぐれ　輪廻転生をめぐる神々たちの賭けがいま、思わぬ方向へと動き始める　－クールで、マッドでイカすヤツ　新亜州影帝チャウ・シンチー日本制覇」
監督　ジョニー・トー　（1993　香港）　
出演　チャウ・シンチー、ン・マンタ、マギー・チャン、アニタ・ムイ、アンソニー・ウォン

ＭＵＳＡ －武士－

表「俺たちは、灰になってもまだ燃える－。」
裏「210万人が泣いた！　アジアで革命を起こした空前の超大作、遂に日本上陸！」
監督　キム・ソンス　（2001　韓国）　
出演　チャン・ツィイー、チョン・ウソン、チュ・ジンモ、アン・ソンギ
★韓国映画なのにヒロインがチャン・ツィイーというのがみどころです。

息子の部屋 ☆☆

表「生きているときは、開けてはいけないドアでした。」
裏「あなたが家族に隠していたことは難ですか？　－2001年度カンヌ映画祭パルムドール（最優秀作品)賞受賞　鳴り止まない拍手と賞賛の声！　－2000年「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では『母の愛』　そして2001年－新世紀のカンヌが選んだテーマは『家族』だった。」
監督　ナンニ・モレッティ　（2001　イタリア）　
出演　ナンニ・モレッティ、ラウラ・モランテ、ジャスミン・トリンカ、ジュゼッペ・サンフェリーチェ
この作品のキャッチコピーは最高です。
でも…映画の中身との接点はありません。
一人息子を事故で失った両親、そこで、彼らの息子の部屋の扉が開かれると…なんてお話を想像していたら、そんなお話は微塵も出てこない…
誰がこんな邦題をつけたんでしょう？
「家族」にも「人間」にも中途半端でちょっとがっかり。

結んだハンカチ

表「テイールロヴァーとチェコアニメ」
中「チェコアニメ三台巨匠の一人テイールロヴァーの珠玉の短編が、いよいよ日本初上映!」
監督　ヘルミーナ・テイールロヴァー、イジー・トルンカ、ガリク・セコ、アウレル・クリムト、マーリア・プロハースコヴァー、ダヴィット・スークップ　（1945-1998）
★短編が全部で33本