当世・服飾ファッション・よもやま話  UP TO DATE FASHION NEWS

目に映る当世ファッション状況を感じたままお知らせします。このサイトのファッションは服飾に限ります。インフレファッションへ

服飾ファッション先行き危うし IV 中国台頭

2024-07-13 | ファッション
先週は米国の凋落状況について展開しましたので
今週はBRICS等を組織、今や再び世界的雄にならんとする中国台頭のお話し。
かの国は中国名(中華民国・中華人民共和国)になる前は「清」王朝でした。
話を進める前に、わたくしどもZIPANGUは決して中国シンパではありません。
歪曲・偏見を無視、限りなく「事実」に基づいた事のみ語ります。
そもそも、「中華」とは
「『世界の中央にある文明の地」の意味。『中』は中央を、『華』は礼文さかんなことを
 意味し、漢民族が周辺民族より文化が高く中心になるという自負を表している。」
(東京都立図書館 国名の由来 に上記と説明してます。)
この説明は歴史的経緯に触れていません。
確かにユーラシア大陸東側、黄河が流れる「古代中原・華北」にお住まいの方々は
そのようにお思い・お考えになっていたかもしれません。
但し、少なくても漢王朝(BC.202~)、
飲んだくれ・女好きで人情味溢れる最下級役人上がりの初代皇帝は
胡族(匈奴〈共に漢族の上から目線蔑称〉)の武力に圧倒され
胡族長と「兄弟の盟約」を結んでます。「冒頓・劉邦 昆(兄)弟の契り」(ZIPANGU)
既に、この時期から互いの交流により胡・漢族は融合しているのです。
従って、東京都立図書館国名の由来説明に「いにしえのむかし・昔」の語句挿入が必要に。
漢はやがて三国時代→晋(帝漢族)・五胡十六国(帝胡族)→隋(帝胡族)→唐(帝胡族)
→五代(帝胡族)・十国(帝王漢族)→北宋(帝胡族)・契丹遼(帝胡族)→南宋(帝胡族)
・金(ツングース東夷女真族)→元(帝モンゴル胡族)→明(帝漢族)→清(女真族)へと変遷。
そして、清王朝が倒れ→中華民国(1912~)・中華人民共和国(1949~)が現況です。
後者は紆余曲折を経ますが、破竹の進撃で21世紀にはGDPで日本を抜き2位に浮上、
ところが長年に及ぶ不動産経営・各計画経済に破綻を来す事態に陥いり、現在もがき中。
旧陸・海シルクロード復活実現もやや頓挫する始末になってます。
どのような組織体でも「下部構造(経済的基盤」が揺らぐと・・・・・。
GDP1位2位の両雄が転けると世界の「衣」は後回しにならざるを得ません事よ。
(但し、お金持ち者皆さんはいつの世もお元気で~す。
 「中国の富裕層、上海の高級住宅に殺到-景気不透明で資金託す6/25」〈Bloomberg〉)

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする