科学はおもしろいぞ!

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慣性モーメントの体験装置(上海科学館)

2009-10-06 16:11:41 | 科学館はおもしろいぞ
上海科学館の慣性モーメントの展示この装置は、慣性モーメントの体験装置です。フィギヤスケートのスピンで、スケーターが体を縮めると、グルグルと速いスピードで回り、体を広げるとスピードがゆっくりになる、あの現象です。
この写真は、上海の科学館で見かけた展示ですが、このタイプの装置は私は初めてみました。
上海科学館の慣性モーメントの展示ターンテーブルの中央に装置があり、体験者が中央のバーに座り、その前に両側に広がったパイプに通っているオモリを握ります。このオモリは両手で左右にスライド出来るようになっていて、体験者が手を広げたりして位置を変えることが出来ます。
次に、中央の舟の操舵輪のような部分を、体験者が座ったままで自分で回して、ターンテーブルを回転させます。
ターンテーブルが回り始めたら、オモリを広げたり縮めたりスライドさせてみると、回転スピードが面白いように変化します。なかなか楽しかったです。
国内でもいろいろな科学館に設置されていますが、佐賀県立宇宙科学館の装置と大阪市科学館の装置をご紹介します。
佐賀県立宇宙科学館の慣性モーメントの展示 大阪市科学館の慣性モーメントの展示 大阪市科学館の展示解説