科学はおもしろいぞ!

身の回りのことから、科学のおもしろさを発見してみよう。

トラックの体重計

2009-09-30 11:23:33 | 科学もろもろ
先日大規模な道路工事をしている現場の片隅で見かけたのですが、現場から土砂を運び出すダンプカーの出入り口にトラック用の体重計がセットされていました。
小さなビルの現場とは違って、道路工事は公共事業だから、積載オーバーのトラックは出さないように注意しているのでしょうね。
このダンプの出入りの場所に、二枚のプレートが敷かれていて、そのプレートにトラックが前のタイヤ、次に後ろのタイヤと、それぞれ載せて、ダンプカーの総重量を測るのですね。
トラックの体重計 トラックの体重計 トラックの体重計
ただ、ちょっと凸凹のある場所ですし、プレートは圧力センサーでしょうから、どの程度の正確なのかはちょっと疑問ではありますが・・まあ、それほど正確でなくてもいいのでしょうけどね。



フレミングの左手の法則・・昔習いましたね

2009-09-29 11:12:00 | 科学館はおもしろいぞ
フレミングの左手の法則「フレミングの左手の法則」というのを覚えていますか?「右手の法則」もありますね。
「左手の法則」は磁界の中に導体に電気を通すと、どういう方向に力を受けるかということで、モーターの原理です。
逆に「右手の法則」は、磁界の中で導体を動かすと、どちらの方向に電気が流れるかということで発電機の原理ですね。
時々どちらがどうだったかが分からなくなりますが、大阪市科学館にあった展示物で、面白いのがありました。
大電流を流すようになっている固定されていない黒い電線が、赤(S)と青(N)に塗り分けられた磁石の間を通っています。
フレミングの左手の法則スイッチを押すと、電線に電流が流れて、その電磁誘導作用によって、電線が上に浮き上がります。
その横には、白い左手の造形があって、左手の法則を説明しているベタな展示です。でも、こういう立体の造形で手が作られていると、後々思い出しやすいですね。
なまじ小きれいに作られている科学館などよりも、こういうベタな展示の方が分かり易いように思います。
また、右手の法則も並んでいたりすると、後でどちらがどうだったか・・と混乱して分からなくなってしまうのですが、そういうのが無いのがヨロシイです。

「対象性の自発的破れ・・」って何?

2009-09-28 11:29:36 | 科学館はおもしろいぞ
今年ノーベル賞を取られた南部さんや小林さん、益川さんらの「対称性の自発的破れ」というのは、難しいですね。正直、私には良く分かりません。
先日、大阪市立科学館に、この「対称性の自発的破れ」を説明する展示物がある・・ということで見てきました。
球形の方位磁針(自動車用などで使われている物)を、ターンテーブルにたくさん並べた展示物です。
 
付属の磁石で上をなでると、当然中の方位磁針はぐるぐる磁界に引きづられて動きます。
磁石を離すと、それらは方位磁針ですから、全部が一斉に北を示すはずですが、実際にはそうはなっていませんでした。
本当は、全部が一緒の方向を向きたい(これを対称性というらしい)はずなのに、いろいろな条件で、一部にそうならない部分があることを「破れ」といいうのだそうです・・
言葉としては難しいですが、この展示物では、磁石で表現していますが、実際に素粒子の世界などでも、これと同じような「対象性の破れ」というのが見られるという話でした。
もっと知りたい方は→大阪市立科学館学芸員・斎藤吉彦さんの説明



HONDAがユニークな一輪車を発表しましたね

2009-09-25 17:00:38 | 科学もろもろ
HONDAがなんともユニークな一輪車を開発したとの記事が今朝の新聞にありました。早速しらべてみたら、なかなか面白い装置みたいです。
ぜひ、実物に乗ってみたいものです。
詳しい記事はこちら→http://news.livedoor.com/article/detail/4361472/
基本的な構造は、大きな車輪のタイヤ部分に、また小さな車輪が横方向に付いていて、一つの車輪で前後方向と、左右方向に同時に移動できるようです。
それにしても、セグウェーとか、面白い、これまで考えられなかったような乗り物がつぎつぎと出てきますね。
ただ、あまりにテクノロジーに偏りすぎていて、もっとシンプルなメカニズムのユニークさが欲しいですね。
面白いメカニズムとしては、同じHONDAが開発していた「ローラースルーゴーゴー」というのもユニークな乗り物でした。
キックボードのような形ですが、後輪のところのレバーを脚で押し下げると、軽快に走るのです。動滑車と定滑車をうまく組み合わせたものです。
しくみの解説サイト→http://homepage3.nifty.com/hama3/gogo.htm

最近また新しい乗り物として販売されているようです
こちら→http://kickngo.jp/

ミウラ折りってご存知ですか?

2009-09-24 15:15:29 | 科学あそび
ミウラ折りの図ミウラ折りとは、人工衛星などのアンテナを、簡単に大きく広げる方法を研究してゆく中で、地図などを折りたたんだり広げたりするのに便利ということで開発された折かたです。
折り方がちょっと複雑なので、これまでは手作業でしか作れなかったので、ごく一部の地図などで市販されていた程度でしたが、数年前に、半自動で折る方法が開発されて、比較的安くに作れるようになったので、イベントの会場地図などにも利用されるようになってきました。
私が手に入れたのは、先日茨城県の笠間でやっていたイベントの案内地図です。
広げ方の動画もつけましたが、あまりスムーズではないですが・・(^^;