不屈の者たち

まだまだ暑さが続きます　仁工房　関口です

夕べのＮＨＫ　「不屈の者たちへ」を見た方、いらっしゃると思います。

今回の主人公は、元プロ野球投手で野球解説者の盛田幸妃さん。

切れのいいシュートで横浜大洋のストッパーとして活躍した盛田さんは現役10年目に近鉄に移籍したシーズン途中で、脳に腫瘍があるのがみつかった。当時28歳。

摘出手術は成功したが、後遺症で右半身が動かなくなる。　「もう野球はできない」　と死まで考えた盛田さんだが妻や周りの人々の支えでリハビリに取り組み

驚異的に回復。再びプロのマウンドに戻り、カムバック賞を受賞する。

しかし、病との闘いは今も終わっていない。32歳で引退し野球解説者になってから脳腫瘍が再発。これまでに3回の手術を乗り越えてきた。

医師には「人生50年と考え頑張ってください」と言われている。

病と向き合いながら全力投球で生きる。人生のどん底を経験し、絶望の淵から這い上がってきた盛田さんの人生、人間としての強さ。

感動という言葉だけでは言い表せない素晴らしい番組でした。