50代脱出♀、ただいまノンビリと筋トレダイエット中

カッコいいオバサンを目指し筋トレ&ダイエット中。2018年から宝塚歌劇に夢中、雪組の朝美絢さんと彩風咲奈さんを絶賛応援中

認めてみたら楽になった~父が嫌いということ~

2015年08月29日 15時53分42秒 | 徒然なるままに。。あ~だこ~だ
都心部に住む実家の一人暮らしの父が、このところ転んだりするのが多くて危なくて、父親本人も落ち込んでいるので、たまに顔を見せてやってくれと、実家すぐ近くに住む兄から数日前に電話があった。
去年くらいから転んだりするとは本人から聞いていた。
この1年でグッと弱ってきた。
何回も転んでも、結局ウチミだけで、不思議と骨折は一度もなし、当然入院もない。
すぐ近所とは言え兄が朝と夜に顔を出しているとのこと。
サラリーマンではなく、自営業で、従業員も少ないながらもいるので、時間は融通が利く。

私は今まで父のこと、嫌いだとは思わないようにしていた。
でも実は嫌いなのだ。
それは2008年に母が他界してからのこと。
母のすい臓がんの原因は父にあるとずっと思っていた。
夫と義姉にしか話したことはないけど、ずっとそうだと思っている。

決して父が母に暴力をふるうとか、暴言を吐くとはではない。
きっと父は父なりに、母を大切に思っていたかもしれない
母はよく、「お父さんは一人でいるのが好きなのよ。だから私がちょっとでも出かけないと、今日は出かけないのか、って言うのよ。だから私は毎日外出するの」と私に話していた。
きっと体調が悪い時でも母は、そんな父に遠慮していたのだろう。
幸い、ガンに倒れるまで、足腰はめっぽう丈夫だったので、歩くのは辛くはなかったらしい。
母も遠慮しながらも、父を大切に思っていたのだろう。

でも、私はやっぱり嫌いです。
母は2度目の抗がん剤治療を始めて、結局そのまま3カ月弱入院したまま逝ってしまった。
父の方が先に、と何度私は思ったことだろう。

でも父親だから、好き嫌いは考えてはいけないと今まで思い続けてきた。
だから、兄から「顔をだしてやってくれ」と言われた時も、正直、いやだった。
毎月、卵や野菜を届ける、それだけだって、うんざりだったのだ。
夫に「あなたの実家に行く方が実家に行くより、ずっと良い」と毎回行っている。

私も父親の顔色を伺いながら暮らしてきた。
感情を正直に顔にだし、言葉にしてしまう父に抵抗があった。
どうしたらいいんだろうと、ここ数日考えて、一度嫌いだと認めてみようと思った

私はお父さんが嫌いだ。大嫌いだ。

そう、何度も考えて、言葉にしてみたら、ちょっと楽になった。
感情を押し殺すのではなく、肉親といえど、一度嫌いだと認めてみると、これが意外と楽になるのだ。

正直、もう逝ってほしいと思っている。
それでも私は兄の言う通り、うんざりしながらも行かねばならない。
心で、大嫌いだ、と叫びながら

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