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防衛相、長射程ミサイル「国産開発」表明 抑止力強化へ
2019年3月19日 20時08分
岩屋毅防衛相は19日の記者会見で、既存のものと比べ、長い射程を持つ国産の巡航ミサイルを開発する意向を表明した。現状の約200キロから2倍の約400キロ以上に伸ばす。海洋進出する中国などへの抑止力を強化する狙いだ。
政府は昨年末に閣議決定した中期防衛力整備計画(中期防)で、長い射程を持つ空対艦ミサイルの導入を決めている。岩屋氏は会見で 「諸外国の艦艇に射程が長い対空火器の導入が進んでいる。これに対応するため早期に研究開発に着手する」 と述べた。
2017年度に開発を終えた射程約200キロの 「ASM3」 を改良する。敵の射程圏外から攻撃する 「スタンド・オフ・ミサイル」 とする方向だ。ASM3は航空自衛隊の戦闘機 F2用に開発されたが未配備。このため F2後継機への搭載を視野に入れる。
一方、防衛省はすでに米国製の 「JASSM(ジャズム)―ER」(射程約900キロ)など3種の長距離巡航ミサイルの導入を決めている。
「専守防衛」との関係性について、岩屋氏は 「自衛隊員の安全確保のために射程を伸ばしたい。長射程化を考えざるを得ない安全保障環境にある」 と述べた。【木下訓明】
https://mainichi.jp/articles/20190319/k00/00m/010/211000c
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■ 2009年7月9日 「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
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