クライミングNOTE

クライミングに関するメモ書き
ムーブのことも書いてあるのでOS狙いの人は読まないほうがいいかも

体調不良の小川山

2005-08-14 | 小川山
2日目は小川山に来たが・・・駐車場がいっぱいだった。
駐車場はもとより林道の脇や入り口の旋回スペースまで車で埋まっている。
しかたなく下の広場に停めて15分ほどとぼとぼと歩いた。
小川山では5峰に行った。あれだけの駐車場の混雑にもかかわらず,5峰には僕らのほかに1パーティーしかいなかった。
しかし前日の終わりから首から背中にかけてこわばり,動かすと痛い・・・
モチもあがらないまま空中決戦に取り付いたができるはずもなく,空しくトライ数だけを増やしてしまった。
この日はまったく成果がなかった。
この後すぐに小川山を退散して瑞垣湖の駐車場でテントを張った。
ベンチでヤマシとお酒を飲んでるとクライムハイのメンバーの方たちが合流してきた。あしたは一緒のエリアで登るので楽しくなりそうだ。

雨に泣かされた小川山 屋根岩5峰

2005-07-26 | 小川山
台風が近づく中、会社をサボって今年初の小川山に行ってきた。
出発は日曜日の夕方。ETCの通勤割引が使えるように18時に家を出発した。
20時までに相模湖ICのゲートをくぐれば高速代が半額になる。
1時間ちょっとで着くと考えてたが甘かった・・・迫りくる門限と競争するようにETCゲートを通過したのは19:57。ほんとにぎりぎりだった。

甲府を過ぎるまでは順調だったが須玉近くから雨が降ってきた。清里を過ぎたあたりでは相当の雨が降っている。CODAさんが甲府幕岩に転進しようと言ってきたけどここまで来て方向転換して甲府幕岩の山道走るのも億劫なのでなんとか小川山に行くことを説得した。すると廻り目平に近づくにつれて雨も弱くなり、キャンプ場では雨が上がった。明日の晴れを期待してテントで就寝。

翌朝、雨は降っていない。岩は濡れているけど乾くだろうと、目標の屋根岩5峰へ向かった。
アプローチはかもしか遊歩道から分岐岩を右へ(看板あり)。その後はオレンジ色のテープを目印にひたすら登る。
せっかく5峰にきたのだから、今日の目標はプラズマ火球とデリウス(大嘘)。アップに空中決戦でもやろう。でもそんなことを思っていると空中決戦ではまってしまうんだよなぁ(それが実力)。
冗談はおいといてプラズマ火球はとても見栄えが良く面白そうだ。いつか取り付きたい。

ギャオスをOSしてロワーダウンしながら空中決戦にヌンチャクをかける。
1便目はスタート直後のムーブが出来ず敗退。
コーダさんのトライを見てから2便目を出す。
出だしは1.5本ほど指が入る浅い2個のポケットからのハイステップでたちこむ。
このとき左足を上げて乗り込んでいくときに次のホールドがないから最後までこのポケットを使わなくちゃならない。だから体重のほとんどが右手2本の指にかかる。こんなに指の負担の大きいムーブは初めてだ。しかも通常指の負担といえば引っ張られることを言うはずだが、このルートでは押しつぶされるのに耐えるなければならない。このムーブの直後はレストできるけど、ひたすら指を休ませなくてはならない。
何とか上まで抜けたあと、次はコーダさんのトライ。コーダさんは2撃でRP。さすが!
3便目は3本目のヌンチャクのところでテンション。そのあとしつこくムーブを探ってムーブを固めた。
少し雨がぱらついてきたので大レスト。岩の下で雨宿りが出来る。雨が上がってからも岩の上でお昼寝。ここは取り付きが平らなので落ち着く。景色もすばらしい。

大レスト後、4便目を出したが・・・最初のムーブが出来ない・・・
指が完全に終わったみたいだ。
そうこうしているうちに大粒の雨が落ちてきたので15時ごろに撤退した。
しかしキャンプ場につくと薄日がさしている。
でもモチが低くなっていたので翌日の晴れを期待して終了。
キャンプ場で小さな焚き火をしてしみじみと夜を過ごした。

最終日、夜中から降っていた雨がやまず敗退決定。
岩がぬれていたらルートにトライせずにボルダーやろうとか相談していたが、そんな気にまったくさせないような大雨。さっさと帰宅準備をした。
ETCの通勤割引の9時目指して廻り目平を後にしたのだった。