旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

北海道旅行一日目~旭山動物園に行く

2007-09-04 23:05:54 | Myファミリー
久しぶりに家族で旅行に出かけた。行き先は北海道旭川~美瑛~富良野。

家族と言っても、私以外は全員東京とその周辺に住んでいる。羽田空港と旭川空港は直行便で結ばれている。一方、仙台からでは仙台空港~新千歳空港、JR北海道に乗り換え2時間かけてJR旭川駅着となる。ということで、旭川市の旭山動物園で待ち合わせることになった。

東京組は空港でレンタカーを確保。こちらは旭川駅からタクシーで動物園へ。

タクシー運転手の方が言っていた。「小さな動物園の斬新な発想とチャレンジが無かったら旭川市はどうなっていたのだろうか?第二の夕張市になっていただろう。観光客は格段に増えた。とはいえ、レンタカーの一日料金5000円サービスが始まり、タクシー利用者はかなり減った。」と。

旭山動物園の周りには、広い有料駐車場が何箇所も整備されている。それが満車状態。そこに定期運行バスや観光バスで客が加わる。

動物園内はかなりの賑わい。写真は、正面入り口ゲートからの光景。


(旭山動物園正面ゲートから見た眺望)

オラウータンの“もぐもぐタイム”が始まるという案内を聞き、行ってみた。しかし、すごい人だかり。とても近づけるものではない。諦めつつ、子供のオラウータンの支柱移動をカメラに収めた。この天空の移動具はあまりに有名。





こちらは優雅なサル(アビシニアコロブス)。


         
こちらはニホンザル。ポリタンクをあっちでガラガラ、こっちでガラガラと回転させて無心に遊んでいる。どこにでも転がっているようなポリタンクもここでは立派なストレス発散&遊び道具となっている。こちらでは、塩化ビニルパイプを4角に繋いで回転できるようにしたもの。サルはこの道具からも離れようとはしない。





ここの動物園は自然地形をそのまま利用しているので斜面に施設が展開。お年寄りや車椅子利用者は移動が大変だろうな~。

他に感心したことのその一つは、ホッキョクグマ館でのこと。進路案内の標識がすべて職員手づくりらしきのもの。デザインとしてはあまり洗練されていないが、それがかえって“ほのぼの感”を出しており、また園の頑張りが伝わってくる。出口にあったのがクマの後ろ姿のもの。ンンンン・・・・?




(入り口)

(出口)

感心その二つ目は、ペンギン館でのこと。幼児がポール(多分、混雑時の整理用に使用しものと思われる)で遊んでいたら、それを片付けにきた職員の対応の仕方がとても良かった。

周囲のポールを先に片付け、残したその一本の土台部分のみを次に移動。そして、「ホラ、ここにさしてごらん。」膝を曲げ、幼児と同じくらいまで目線を下げてやさしく語りかけた。
そこで幼児は、ニコニコと笑顔で手にしたポールの上の部分を運んだ。ア~、いい対応、いい雰囲気、いい光景だな~。(これで、私も旭山動物園ファンになってしまった。後日、東京に帰る家族を旭川空港に見送りに行き、JR旭川駅に戻るタクシーの中で、この話を運転手の方に紹介してしまった。多分、自分は今後誰彼となく話すことだろうなと思いつつ。)


(イワトビペンギン)


午後5時まで動物園で過ごす。


(フラミンゴ)

(ギンドロの木)

(バイオトイレ)

    ********

宿泊は、約60km離れた大雪山国立公園層雲峡。途中の道路は、しっかりと整備され、交通量も少なく快適に走行。ホテルに着いたのは午後6時をやや回っていた。

※ 北海道旅行2日目 ⇒ こちら

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