今日は、ハクサンイチゲやユキワリコザクラなどを見るため、みやぎ蔵王白石スキー場から水引コースに入り、水引入道~南屏風岳~不忘山~スキー場と周回してきた。
コガ沢を越えてからの急登と、水引入道から屏風岳への上り、そして何より不忘山から下りの粘土質の滑りやすい道は、シンドイものだった。
睡眠不足だったこともその要因だが。
屏風岳と水引入道との分岐点で出逢った方々は、不忘山~南屏風岳~水引入道~ジャンボリーコースかその反対回りが多かった。
不忘山の悪路を考慮すると、こちらを上りにしたほうが楽になるかも・・・。
(なお、権現沢、コガ沢越えの水引コースは、急な下りとなるので要注意。)
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前回は、強風のため、水引入道で撤退していたので、今日はぜひとも歩き通してみたかった。
※前回の様子は ⇒ こちら
※刈田峠~不忘山往復の様子は ⇒ こちら と こちら
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みやぎ蔵王白石スキー場の駐車場には、次から次へと車が到着。
また刈田峠からこちらまでの南蔵王縦走のイベントもあったようだ。
スキー場のDコースの草地を奥へと進み、水引コースに入る。
かなり前方にソロの男性が見えた。
振り返ってみるに誰もいない。
このコースを選択した者は、やはり少ないのかもしれない。
右手に沢の音を聞きながら先に進む。
(水場)
ここから道のわきには、イワカガミ、シラネアオイなどが咲いていた。
(イワカガミ)
(シラネアオイ)
(最初の沢越えに向かって下りてきた)
(最初に渡った沢)
(難所の沢越え。ここまでにわたしを追いぬいた男性が先行する。)
(右手はこれから向かう急斜面)
(権現沢)
(急登)
(シロヤシオ)
(急登上部に来るとブナの木の丈が低くなる。)
(大日向に出るとガスって前方がよく見えないほど。)
(ハクサンイチゲ)
それでも今日は風が強くないので助かる。
ユキワリコザクラなどを見ながら水引入道に到着したら、男性3人が休んでいた。
皆さん、このガスの中を進むべきか思案しているようだった。
当方もここで休憩。
そして2人に続き、屏風岳への上りに向かう。
(ゴゼンタチバナ)
(ツマトリソウ)
(水引平:チングルマが少しだけ咲いていた。)
ここからの道も、かなり傾斜がきつい。
(ムラサキヤシオ)
(ガスが薄くなり、屏風岳が見えてきた。)
(到着した屏風岳への分岐点)
ここで昼食休憩。
今朝3時に家を出て埼玉から来たという男性としばし懇談。
その方は、刈田峠から不忘山まで歩き、戻る途中だった。
何やかやで1時間ほどノンビリしてしまった。
刈田峠側から来る方々、不忘山側から来る方々が、わたしたちの前を通っていく。
(アズマシャクナゲ)
(登山道に雪はなくとも、左斜面にはかなり残っている。)
(南屏風岳山頂)
(ミネザクラ)
(目指す不忘山はガスの中)
(コイワカガミ)
(ユキワリコザクラ)
(ハクサンイチゲ)
(不忘山はガスの中)
(明るくなってきたふもと側)
(ハクサンチドリ)
(不忘山への道)
(ミヤマオダマキ)
(ミヤマキンバイ)
B29墜落地の案内標柱を見て、蔵王権現が祀られている水分神社本宮を過ぎて山頂に到着。
(不忘山山頂)
(たどってきた南屏風岳の方角は、やはりガスの中。)
(不忘の碑)
(カエル岩)
この先、スキー場への道はすごい悪路の連続。
すべって転んだりでもしたら泥だらけとなる。
とにもかくにも細心の注意が必要。
(考えてみれば、この悪路も不忘山の個性であり、それを楽しむ気持ちがあってよいのかもしれない。)
(悪路の始まり)
(ウラジロヨウラク)
(弘法清水のサラサドウダンツツジ)
(悪路)
(タニウツギ)
(レンゲツツジ)
(アザレア平)
(サラサドウダンツツジ)
(アズマギク:1輪だけ見つけた。)
白石女子高山小屋跡に到着し、一安心。
ここから駐車場まではスキー場内の広い道を下るだけ。
(それでもまだ1.4kmもある。)
(白石女子高山小屋跡)
(あけら山・青麻山を遠望)
今日歩いたコース。
距離:11.721km 累積上昇高度:1,277m 累積下降高度:1,264m
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