旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

口太山・女神山【福島県】

2018-05-25 14:13:11 | 福島県の山

2018.05.22(火)福島県にある口太山と女神山に行ってきた。
どちらも前から歩いてみたいと思っていた山なのだが、なかなかタイミングが合わずにいた。

この日はあまりに天気が良く、気温も高く、こまめな水分補給が必須。
しかし、それを実行しても帰宅時には軽い痛風に似た症状が、左足親指付け根に出てしまった。
(水分補給の難しさを改めて実感した。)

口太山 くちぶとやま  842m

女神山 めがみやま   599m

まず初めに口太山へ。
最終民家手前に広い駐車場が整備されていた。
「口太山駐車場」とある。
道はこの奥まで続いているのだが、とりあえずここに駐車。

砂利道を5~6分進んだ先には大きな広場があった。
林道終点はキャンプ場になっている。
これならかなりの数の車でも大丈夫のようだ。
(手前に置いてきたのが少々悔やまれる。)





誰も居ない広場に、「ししおどし(そうず)」の音が大きく響き渡る。





歩き出してすぐに、「猿すべりの滝」の前に出た。
水量が多くないので、あまり見ごたえ感が湧いてこない。



(猿すべりの滝)


乳子岩への分岐に到着。ここから3分のところにあるとのこと。
”行かなきゃ損”と回ってみることにした。



(乳子岩:1体の小さな菩薩像が置かれている。)


山頂方向への道に戻り、先に進む。



(猿の首取り:なんとも物騒な名前・・・。)


(迷い平:この手前の上りでマムシに遭遇。体は小さかったが、蛇は大の苦手。)


最後の上りを過ぎて山頂に到着。
存外ひろく、見晴らしがいい。
ヤマツツジなどの群落も見事。



(口太山山頂:はるか後方は左から安達太良連峰、右は東吾妻連峰)


(安達太良連峰)


(東吾妻連峰)


(蔵王連峰)


(ヤマツツジの手前足元にスズランが植えられているが・・・。)


ベンチに腰掛け、山々を眺めながらゆっくり休憩となりたいところだったが、あまりに虫たちが寄ってきて落ち着けない。
虫よけスプレーも効果なし。
ハナアブか蜂か見分けのつかないものまでブンブン飛び回る。



(山頂直下の石尊神社)


傾斜のある支線尾根を下り、キャンプ場脇の登山口に出てきた。









車を置いたところまで砂利道を戻る。



(歩いて来た口太山)





次に向かったのは、女神山。
わがカーナビは、最新データに更新したのだが、ルート案内のポインターと走行中の道路とが合致しない。
疑心暗鬼になりながらもなんとか堀切登山口に到着。

切通しのへりの道は、ノシバが茂り、歩きずらくなっていた。



(堀切登山口の駐車スペース)




それでも林の中に入ると道は快適になる。



(「休んで見っせ」:ベンチあり。塩ビ管から覗く山の解説もあるが、残念ながら雨ざらしで破損し、判読不能となっていた。)




道を先に進むと舗装された林道に出た。





(林道を越えた先の道)


(ギンリョウソウ)




さらに先へと向かう。



(山頂は、正面の方向。右は、帰りにたどるつもりの道。)


ベンチの置かれたとても快適な休憩ポイントでは、安達太良連峰をながめてノンビリと過ごす。





山頂まであとホンの少しのところまで来たら、林内に奇岩が・・・。
踏み跡はついていたが、行くのを省略。



(山頂直前の休憩ポイント)






(女神山山頂)


(山頂からの眺望:東吾妻連峰や花塚山・口太山・日山などの山々も眺めることができる。)


山頂広場は虫たちで落ち着かないので、手前の休憩ポイントまで戻って昼食。



(下山時のスギ林の道)


(舗装された林道に出た。)


(林道を横切り、桑畑の道を下る。)


水田の間を抜け、民家(廃屋)の脇を過ぎると、これまた立派な登山口(月宮)に到着。





(案内板を拡大)
※蜂子皇子については ⇒ こちら




ここからは、月宮神社を目指して舗装道を歩く。



(月宮神社)


(神社鳥居正面から堀切登山口までの戻りの風景。中央民家の脇に神社があり、そこから歩いて来た。)


堀切登山口までは、各分岐を右、右とたどって舗装された道を戻った。





※仙台までの帰りがまた難儀。カーナビの案内がおかしい。特に福島市街地では余分にグルグル歩きをさせられてしまった。
 マップを活用していた昔は、あまり道に迷わなかったのに・・・。
 カーナビに頼りすぎるのも考えものだとチョッピリ反省。
 とはいえ、天気にも恵まれた久しぶりの楽しい山歩きだった。

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