旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

大倉山(宮城県)

2015-03-16 21:36:17 | 宮城県の山
陽気に誘われ、里山の陽だまりハイキングは大倉山へ。
前に登ったときは山頂脇の神社が倒壊寸前だったので、その後どうなったか気にかかっていた。

大倉山  432.7m 
     仙台市太白区秋保

 ※前回登ったときの様子 ⇒ こちら

神ヶ根(かんかね)温泉への分岐にあるスペースは駐車禁止になっていたので、上り坂口の場所に車を置いた。



(今日はここからスタート)


鳥居前で一礼し、杉林の道を奥に進む。
(幸いなことに、今年は我がスギ花粉症はその症状を現さないでいてくれている。)





大きなヤマザクラの根元に御幣が建てられているのを見て、心が安らぐ。
さりげない自然崇拝の姿がここにある。





登山道は参道なのだが、やや急な斜面を直登する形となっている。

大岩が重なるあたりまで来ると山頂は近い。



(登ってきた道を振り返る)




(下の岩の左際に朽ちた御幣)


地上デジタル放送のアンテナ塔を過ぎると羽山神社。
お社は建て替えられてきれいになっていた。





▲羽山神社(後方に小さな鐘楼もある)


▲神社前の眺望


三角点や裏側の林道などを確認し、神社までもどってノンビリと昼食。



▲山頂


▲ヤカンのフタが載った標柱(下の寒暖計は気温17度を示していたが)


山頂脇の大岩を見て、ふと古事記を思い出してしまった。
”伊邪那岐命・・・、「汝は右より廻(めぐ)り逢へ、我は左より廻り逢はむ。」と詔(の)りたまひ・・・”



▲山頂脇の大岩


▲山頂裏の道(アンテナ塔まで整備されている)



駐車地点まで戻ってから、せっかくなので名取川の渓谷を眺めに河原まで下りてみた。
新緑や紅葉の季節はきっと格別。
あちこちに芋煮を楽しんだ跡も残されていた。

また駐車地点(公衆トイレ有)付近は、桜並木になっており、まもなく美しい光景が広がることだろう。



(上流側)


(上流側)


(上流側:ガケ崩れ)


(橋の下流側)


今日のコース




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