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旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

フェルメール「真珠の耳飾りの少女」転じて上野公園で神仏&芸術鑑賞?

2012-07-20 23:11:59 | 映画・芸術・芸能
相変わらず上野の森はたくさんの人。
まず向かった先は、東京都美術館

ここでは、リニューアルオープン記念「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」(2012年6月30日~ 2012年9月17日)が開かれている。
そう、あのフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」来日中なのだ。

今日は平日の午前中だから大丈夫!!などと思ったのが甘かった。

美術館の前は長蛇の列。
それもチケット購入後の並びで・・・。
いったい何人いるのだ!!
300~400人?





入館までにどれくらい時間がかかる?
絵の前にたどり着けるのはいつ?
人だかりで肝心の絵が見えない?

あきらめた!!


寛永寺に行ってみることにした。





このお寺は、徳川家康、秀忠、家光公の三代にわたる将軍の帰依を受けた慈眼大師天海大僧正(じげんだいしてんかいだいそうじょう)によって、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(艮うしとら(東北))にあたる上野の台地に寛永二年(1625)に創建されたもの。※境内には6人の将軍がミイラとなって東北の守りを固めている。

北の方日光東照宮では、徳川家康自らが守護神となって永遠に北方の守りを固めているという。

一方、西の方、半蔵門からの道は一直線に甲州街道へ連なり、一旦事ある時は「大久保百人衆」「八王子千人衆」に守られながら将軍は甲州に向かって脱出できるようになっているのだという。

江戸城の南西に当たる東海道の方角には「増上寺」があり、ここにも6人の将軍のミイラが安置。


まさに、“呪術都市 江戸”

それにしても徳川家歴代は、東北(艮)の方角がよっぽど怖かったに違いない。

こういったことを思い出しながら、門の外から中を覗う。
(墓参でないと中に入れないとあった。)



▲寛永寺脇から見える東京スカイツリー



それでも会議までにはまだ時間がある。

国立西洋美術館の常設展を覗いてみることにした。



▲葵の花と「カレーの市民」(ロダン作)


▲キョウチクトウの花と「考える人」(ロダン作) ※曲げた右手はどっちの膝の上?



「アレッ、写真を撮っている!! 禁止では?」

あまりに皆さんが堂々と撮影しているので、美術館スタッフに確認したら、所蔵品はOKだそうだ。
(注)借用品には撮影禁止の×が表示されている。

ということで、撮影したのがこれら。
(一眼レフカメラでないのが残念。次回は、いいカメラを持って行くぞ!!)



▲嵐の海の風景  アレッサンドロ・マニャスコ 作


▲マリ=アンリエット=ベルトレ・ド・プルヌフ夫人の肖像  ジャン=マルク・ナティエ 作


▲自画像 マリー=ガブリエル・カペ 作


▲波  ギュスターヴ・クールベ 作


▲アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム) ルノワール 作


▲貧しき漁夫 ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ 作


▲あひるの子 ジョン・エヴァリット・ミレイ 作




▲愛しのミーチャン(東京在住)※絵を見て思い出してしまった。


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