旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

多摩川べりを歩く

2007-04-30 17:01:17 | Myファミリー
昨日は東京に出かけた。一泊のつもりであったが、相手先は忙しそうだったし、こちらも猫と一人一匹暮らしなので日帰りとなった。

午前中は、大田区大森。
※写真は都の浄化処理場越しに羽田空港方向を撮ったもの。足元のツツジの植え込みは満開。




午後は世田谷区鎌田(二子玉川)に行き、多摩川べりを散策。

この川といえば太宰治を連想させる。太宰治は、1948年(昭和23年)の5月に『桜桃』、6月には『人間失格』という作品を発表。その翌月には、多摩川の水を引いた玉川上水で山崎富栄という女性と入水自殺をし、6月19日に遺体が発見されている。この日は奇しくも太宰の誕生日でもあった(1909年(明治42年)青森県北津軽郡金木村に生まれる)。以来、毎年6月19日には、埋葬された三鷹の禅林寺で『桜桃忌』が営まれているという。
(参考資料:NHKカルチャーアワー文学探訪 『太宰治』2006年4月~9月)

それにしても多摩川の河川敷は広い。また良く整備もされている。区の『花みず木まつり』が開催されていたこともあり、大勢の人々が晴れ渡った暖かな日を思い思いに楽しんでいた。ちなみに街路樹には“ハナミズキ(やまぼうし)”が結構植えられている。







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