梅雨が明けたからというわけではないが、今日は山形県天童市にある雨呼山(あまよばりやま 標高 905.5m)とジャガラモガラに行って来た。
天気はあまりに良くて、暑くて大変。
睡眠不足の体にはこたえる。
我が家を出たのが遅かったので、登山口手前の駐車場に着いたのが10時半近く。
そそくさと準備を整え、歩きを開始。
(駐車場から歩いて5~6分先まで林道が伸びて、車通行が可。そこの登山口には4~5台くらいは駐車ができる。ただし、車で行っては楽しみに逢えないだろう!!)
林道歩きを始めて間もなく、カモシカの出迎えを受ける。
道の真ん中で、ジッとこちらを見ている。
「こんにちは!! おいで!!」
つい声をかけてしまった。
手招きしたのがいけなかったのか?
せっかく近寄ってきつつあった彼(彼女?)に警戒心を起こさせてしまったらしい。
アップ写真を撮れないうちに、木立の中に入ってしまった。
(今日の最大の収穫は、カモシカ君(さん)との出逢い。)
「村雲の池」は、小さな窪地。
やや太い杉の木の脇には、「一向上人御舊迹」碑がある。
(注)踊り念仏の一向上人由来については、『ほしぬの小学校』のサイトをご覧ください。⇒ こちら
急登の連続。
ゴム板の階段がなければ、まったくもってシンドイ。
汗ダクになって上を目指す。
登りが一段落したところで尾根筋に出る。
しかし、木々の枝葉が遮っているため眺望は良くない。
ガイドブック『山形県の山』山と渓谷社では、甑岳(こしきだけ)や面白山(おもしろやま)などが見わたせるとあるが・・・。
「竜神ノ池」に立ちよる。
池として見るには、かなりの想像力が求められる水たまり。
登りきったところは、ブナの林で趣き深い。
しかし、山頂はもう一つ奥のピーク。
5分程度歩いて頂上到着。
(登り開始からここまで約1時間15分経過。)
展望は効かないものの、ブナの木立を抜ける風が気持ちいい。
ひたすら下山後は、奇妙奇天烈な名称のジャガラモガラに向かう。
駐車場からは遊歩道を5分ほど行く。
風穴の周りに群生するヤナギランが満開。
とても美しい花。
※NHKのお二人が取材でいた。ややしばし懇談。
それにしても、朝からずっとここにいたのだろうか?
何の取材なのだろうか?
ジャガラモガラに引き寄せられてくるモノ(人間を含めて)の観察なのだろうか?
そんな疑問を持ちながら、後にした。
ヤマアジサイ
オカトラノオ
ツルアジサイ(ツルデマリ)
ミヤマアキノキリンソウ
ホタルブクロ
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