旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

雨呼山、ジャガラモガラ(山形県)

2012-07-28 23:22:15 | 山形県の山

梅雨が明けたからというわけではないが、今日は山形県天童市にある雨呼山(あまよばりやま 標高 905.5m)とジャガラモガラに行って来た。


天気はあまりに良くて、暑くて大変。
睡眠不足の体にはこたえる。

我が家を出たのが遅かったので、登山口手前の駐車場に着いたのが10時半近く。

そそくさと準備を整え、歩きを開始。
(駐車場から歩いて5~6分先まで林道が伸びて、車通行が可。そこの登山口には4~5台くらいは駐車ができる。ただし、車で行っては楽しみに逢えないだろう!!)





林道歩きを始めて間もなく、カモシカの出迎えを受ける。
道の真ん中で、ジッとこちらを見ている。





「こんにちは!! おいで!!」
つい声をかけてしまった。

手招きしたのがいけなかったのか?
せっかく近寄ってきつつあった彼(彼女?)に警戒心を起こさせてしまったらしい。
アップ写真を撮れないうちに、木立の中に入ってしまった。

(今日の最大の収穫は、カモシカ君(さん)との出逢い。)


「村雲の池」は、小さな窪地。
やや太い杉の木の脇には、「一向上人御舊迹」碑がある。
(注)踊り念仏の一向上人由来については、『ほしぬの小学校』のサイトをご覧ください。⇒ こちら








急登の連続。
ゴム板の階段がなければ、まったくもってシンドイ。
汗ダクになって上を目指す。





登りが一段落したところで尾根筋に出る。
しかし、木々の枝葉が遮っているため眺望は良くない。
ガイドブック『山形県の山』山と渓谷社では、甑岳(こしきだけ)や面白山(おもしろやま)などが見わたせるとあるが・・・。







「竜神ノ池」に立ちよる。
池として見るには、かなりの想像力が求められる水たまり。






登りきったところは、ブナの林で趣き深い。
しかし、山頂はもう一つ奥のピーク。







5分程度歩いて頂上到着。
(登り開始からここまで約1時間15分経過。)





展望は効かないものの、ブナの木立を抜ける風が気持ちいい。



ひたすら下山後は、奇妙奇天烈な名称のジャガラモガラに向かう。
駐車場からは遊歩道を5分ほど行く。

風穴の周りに群生するヤナギランが満開。
とても美しい花。







※NHKのお二人が取材でいた。ややしばし懇談。
それにしても、朝からずっとここにいたのだろうか? 
何の取材なのだろうか? 
ジャガラモガラに引き寄せられてくるモノ(人間を含めて)の観察なのだろうか?
そんな疑問を持ちながら、後にした。



ヤマアジサイ


オカトラノオ


ツルアジサイ(ツルデマリ)


ミヤマアキノキリンソウ


ホタルブクロ




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