7月12日(土)午前の五葉山に続き、午後は六角牛山(ろっこうしさん 1294.3m)に登った。
五葉山登山口の赤坂峠から遠野市の糠(ぬか)の前までの移動時間は約1時間半。
やはり岩手県は広い。
空は曇ってきた。
登山口の駐車場には車2台。
歩き開始は13:00すぎ。
先行者が下りてくる時間になりつつあった。
道は、ロボット雨量計測所がある関係で、最初はかなり広い。
計測所を過ぎるあたりからは徐々に山道になっていく。
周りはミズナラ林。
マルバダケブキが群生しているが、すでに花は終わっている。
2合目に到着。
苔むした岩がド~ンとある。
▲2合目
道は斜度を増していく。
(とにかく今日は蒸し暑い。汗がダラダラ流れる。)
3合目到着。
▲3合目
▲近くの倒木(巨大な節足動物のようで、薄暗いところでは見たくない姿をしている!?)
4合目到着。
休石らしいが、休憩せずにパス。
ここまでに1組(ご夫婦)とすれ違った。
▲4合目
道は、段々に怪しくなってきた。
7合目到着。
湿気やコケですべりやすい露岩の急な上りのコースにウンザリしてきた。
(汗は出るなんてもんじゃない。)
▲7合目
上から若い男女の明るい声が聞こえてきた。
女性2人、男性1人のそのグループによれば、9合目からは楽だし山頂付近はちょうど晴れ間が広がるだろうとのこと。
仕方がない。ここまで登ってきたのだから・・・。
気を取り直して先に進むことにした。
”かたつむり そろそろ登れ 富士の山”(小林一茶)
”歩めば先に進み 進めばかならず達す”
などと、ブツブツ独り言を言いながら汗だくになって岩石を越していく。
8合目到着。
▲8合目
道は笹に覆われてこれまた歩きにくい。
▲登山道わきの小屋(笹が濃くて確認しに行くのをやめた)
9合目到着。
向こうは山頂の方角。
ここからは少し下り、また登りとなる。
▲9合目からの山頂の方角
笹をかき分けて進むと、赤いトタン屋根の小屋の上に山頂の標識が見えてきた。
この小屋は、六神石(ろくこうし)神社の奥宮とのこと。
そしてすぐに山頂に到着。
▲六角牛山山頂
山頂はやや狭いが、ここからの眺望は抜群。
大気の澄んだ冷涼な時期は格別だろうと想像できる。
ガイドブックによると、北方に遠野三山の石上山、早池峰山、東に片羽山の雄岳と雌岳、東に五葉山などが眺望できるとある。
(あいにく今日は霞んでよく見えなかった。)
▲片羽山
しばしの休憩の後はいっきに下山。
しかしそれが大変だった。
とにかく岩の道は滑りやすい。
足を取られて岩と岩の間に挟まることが何度もあった。
下手をすると捻挫や骨折ということにもなりかねない。
早く下山したい気持ちを抑えて抑えて、慎重に下りてきた。
登山口着 16:10。
せっかくなので、里の神社にも立ち寄ってみた。
※コースは
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