宮城と山形の県境に翁峠(おきなとうげ 標高1075m)というのがある。奥羽山脈の中腹に当たる。魚取沼(ゆとりぬま)は、この翁峠の下方に位置する“ブナ原生林”に囲まれたとても静かな沼(標高:620m 面積:約3.3ha)。
魚取沼には、国指定の天然記念物「テツギョ」が生息しており、周囲全地域(84.11ha)が自然環境保全地域「特別地区」として厳しい規制で保護されている。
これまた良き縁に恵まれ、今日この沼を訪れる機会を得た。
県境も近くなった国道347号の柳瀞から右に折れ、普段は閉まっているゲートを抜け、鳴瀬川源流へと続く沢沿いの道を上る。
(注) 国道347号:現在、冬季閉鎖中。
つづら折りの沢には大小の滝が連続し、苔むした巨岩、ブナや松などの木立を抜け走り下る水は清冽。紅葉の時期はきっとすごい美しさであったろう。
ここは、土砂崩落で道がふさがれたところ。右は崩れた岩肌、左手は沢側の垂直なガケ。高いところが苦手な自分としては、通り抜けに緊張してしまった。
数本の沢を越え、ススキやヨモギ、クマザサをかき分け、行く手を阻む枝を払いながら歩く。
これが魚取沼。暖かい季節では、木々の葉が生い茂り、こう遠くまで見通すことができない。この時期ならではの光景もまた楽しみ。小雨は降り続いていたが・・・。




(周囲のブナ原生林)
まもなく雪に覆われ、沼も原生林も静寂につつまれていくのだろう。

(登り始めた地点の景色)
ここは、帰途に眺めた滝。上部が一枚岩になっており、水はそれを滑るように落ちてくる。
今日は水量が少ないが、それなりにあるときは見ごたえあるとのこと。国道347号沿いにあり、道の反対側には大きな岩がある場所。

魚取沼には、国指定の天然記念物「テツギョ」が生息しており、周囲全地域(84.11ha)が自然環境保全地域「特別地区」として厳しい規制で保護されている。
これまた良き縁に恵まれ、今日この沼を訪れる機会を得た。
県境も近くなった国道347号の柳瀞から右に折れ、普段は閉まっているゲートを抜け、鳴瀬川源流へと続く沢沿いの道を上る。
(注) 国道347号:現在、冬季閉鎖中。
つづら折りの沢には大小の滝が連続し、苔むした巨岩、ブナや松などの木立を抜け走り下る水は清冽。紅葉の時期はきっとすごい美しさであったろう。

ここは、土砂崩落で道がふさがれたところ。右は崩れた岩肌、左手は沢側の垂直なガケ。高いところが苦手な自分としては、通り抜けに緊張してしまった。

数本の沢を越え、ススキやヨモギ、クマザサをかき分け、行く手を阻む枝を払いながら歩く。

これが魚取沼。暖かい季節では、木々の葉が生い茂り、こう遠くまで見通すことができない。この時期ならではの光景もまた楽しみ。小雨は降り続いていたが・・・。




(周囲のブナ原生林)
まもなく雪に覆われ、沼も原生林も静寂につつまれていくのだろう。

(登り始めた地点の景色)
ここは、帰途に眺めた滝。上部が一枚岩になっており、水はそれを滑るように落ちてくる。
今日は水量が少ないが、それなりにあるときは見ごたえあるとのこと。国道347号沿いにあり、道の反対側には大きな岩がある場所。


魚取沼というところがあったんですね。次回は行ってみたいと思います。
こんな山中に、独自進化したフナの一種で、
金魚とは別物っていうのが面白いです。
こんな山奥なのでヤマメやイワナなら居て不思議はないのですが、これがフナとなればその素はどこから来たのか想像するだけでも面白く思われます。