旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

皇帝ダリア

2015-10-03 11:09:47 | 花鳥風月
木製の大型コンテナに植えている皇帝ダリアが咲きだした。

このダリアは、開花期が11月。
しかし、寒さに弱く、霜にあたれば一発で枯れてしまうという。
栽培適地は気候温暖なところで、宮城県では太平洋沿岸の県南部あたりまでのようだ。
それに、成長すると丈が高く(3m~6m)なり、支柱を立てるにも難儀する。
そうした気難しい花だが、なんとか我が家でも育ててみたいとチャレンジ中。

     *

この花を初めて見たのは、昨年11月に宮城県亘理郡山元町の深山を歩いたとき。

 ※その様子は ⇒ こちら

『深山山麓少年の森』の花壇に、それこそ見上げれば大輪の数々。
青空に映えるピンク色の花に魅了されてしまった。

    *

我が家は仙台市の北西部に位置し、団地の中でも高台にある。
泉ヶ岳おろしが吹き抜け、中心部市街地との気温差はマイナス2度ほどといったようなところ。

少々無謀とは思いつつも欲には勝てず、11月下旬にネット販売サイトで3種類を注文。
苗が届いたのは、4月5日だった。
その時の草丈は、25㎝~30m。

超巨大輪になるものは、庭に地植え。(現在、高さ2.5m。葉が生い茂っている。)
八重咲の花色が紫と白は、コンテナボックスに植え込んだ。

今回咲きだしたのは、この八重咲の一つ。(現在、高さ3m。)
紫色にはなっていない・・・?

支柱10本を添わされ、強風に何度も鉢ごと倒されても咲いてくれた。
”手のかかる子ほどかわいい”というが、わたしにとってこれらダリアがまさにそのよう。

他の株ともども、霜に遭わず、とにかく元気に育ち、見上げる花をつけてくれることを願っている。













コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月山:東補陀落・御浜池(山... | トップ | 燧ケ岳(福島県) »

コメントを投稿

花鳥風月」カテゴリの最新記事