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悪魔と踊ろう

犯人は警察幹部の親類だった。身内をかばう獣道で、犯人を割り出した警察官は、ミミズのように蒸し込まれた。ここは日本か?  

警察の腐敗・・「悪魔と踊ろう」   ~尋問の儀これあり~

2008年01月09日 05時29分01秒 | 悪魔と踊ろう  vol 2-7~8
           ●悪魔と踊ろう  vol 2-8           アホのデジメ








銀行員失踪事件と言う事件解決なんかどうでもいい、

事件の隠ぺい工作を完璧に実行する為には、
まず女を警察に引き込み、次に私を潰したらいい。

詐欺女のウソ(共産党に御願いする)を真実として利用すれば、
~1つの動きで、2つの目的が達成できる。

その証拠が、私が転勤になった清水警察署の署長及び刑事課長の言動である。

事件の内容は、何も知らないこの2人が、そろいもそろって同じ様子であり、
しかも私方の留守番電話が盗聴された件は、高知県警察全体が銀行員失踪事件を

蒸し込みにかかったと言うことだ。
 
 私は、警備課にもいたことがある。共産党のことは捜査の連中より詳しい。
共産党内部には警察、あるいは公安調査庁が工作した体制側のスパイがいる。

へたに共産党に働きかけたら、たちどころに警察に抜ける。
過去何回か警察内部の不祥事が抜けた事があったが、誰が抜かしたか~詳細に調査出来た。

結果は充分承知している。
その私がどうして、正面から共産党を利用するんだ。

 自分で自分の首をくくる馬鹿がおるか?
詐欺女のウソを信じて、私を調べたヤツは、芸術的バカだ。
これ程のバカなら逆に、やりたい放題・好きにさせとけば、大きな足跡を残しながら

証拠隠滅工作を組織的にやるだろう。

留守番電話の盗聴がその1つだ。やりたい放題やらせ、後から足跡を1つ1つ検証すればいい。

そして、隠ぺい工作に功労があった者は、大抜擢され出世街道をばく進するだろう。
これも足跡の1つだ。

イツどこで誰が抜擢され、その時期は、銀行員失踪事件の推移と、
どの様に重なり合うか。全てを横並びにして、重ね合わしたならピタリと一致するはずだ。

グラフを作ればいい。言葉ではない、全ての妥協を追従させない~数学的な真実で語ればいい。
私は工学部出身だ。

 こうなったら私の将来は、すでに決定したも同然、~アウトだ。
この組織の体質から~私の様な警察官は、タダのやっかい者である。疫病神と言ってもいい。

つまり組織は,ウソだろうが何だろうが、有ること無いこと並べ上げ、なにもないなら
何かデッチ上げ、いずれ捜査から追い出し、どっかの駐在所に放り込むだろう。
 
 一幹部のエゴ、損得だけで地球全体が動いている様な組織である、当然の結果だ。
これも「足跡」だ。
私がこの組織で、はじき飛ばされ、蒸し込まれ、やっかい払いされる。

これも又、銀行員失踪事件の組織的隠ぺい工作の足跡であろう、ただ組織としては、
“組織防衛”と言う美名のもとに実行する。

物事というものは10年~20年・先を飲み込んで、先回りするものだろうが、
そんな能力をこの組織に期待するのは不可能だ。

その場が良ければ、それでいいのだ。今の清水署長がいい例である。
裏では、キチガイ署長などと陰口をたたいているが、表面上は何でも服従、何でも「ハイ」である。

いかに理不尽な御命令でも、とにかく「ハイ」と言ってないと、後から大変なことになる。
この様なお仕事が、何10年の間厳守された後、やがて迎える定年退職。

普通の職場なら定年退職後も有る程度、挨拶程度の関連があるだろうが、一眼国では
元署長だろうが定年後、現職警察官から相手にされる人は少ない。

           「あんなヤツ、辞めた後までモノが言えるか」との感情が先に立つからである。


とにかく私は、これでおしまいだ。それならそれで未練はない。ただ、1つだけ肝に銘じておけ。

・・と言いたかった。警察は誰を相手にしているか?・・・
少なくともそれだけは、充分に理解しておく必要がある。


          よし、やめた

平成4年の秋、電器屋のバーゲンセールで、バリカンを買ってきて、自分で丸坊主に刈りあげた。

~こんな所で、まともなメシが喰えるか。

が、子供はまだ小学生、せいぜい勉強させて、
私の様な人生を歩むことがない様にさすのが親の努めだ。

今すぐ警察を辞めるわけにはいかないが、少なくとも警察で出世したいとか、仕事したいとか、

そんな考えは、全て捨て去るのみ、丸刈りにしながら物思いにふけった。


 警察でなくても、教員や市役所であろうが、どこでも内部の有様はそれ程きれいなモノではない。

私は、そこまで期待はしてない。宗教と理想論は嫌いだ。が、警察の場合は格が違う。

仕事中の銀行員が、作為的に家の中に誘い込まれ、殺され、現金を奪われた。

法治国家日本、世界最高の治安を誇る日本では、有ってはならない大事件である。

路上で銀行員が襲われたわけではない。しかも、この犯人を警察が蒸し込んだ~・・とは、
どこの国にこんな事件がある?ここは北朝鮮か

 それを暴いた警察官~私は、いとも簡単に吹き飛ばされ、飛んだ先で遠回しにイヤミたらたら

         お前は、真面目ながやろう
                  (真面目で、融通が利かないから、
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・事件を表に出そうとしている)



~と言われ・・・・・・・・・・ ただ、あぜん と聞いた。・・・・・・

何回もくどい様だが、蒸し込まれた銀行員失踪事件で、

    「真面目だから・・・・」との、反応 しかないのか
                 ・・恐ろしい反応だ。当初、この部分だけは、言いたく無かったが、

「真面目で~事件を出す」とは~ほんなら~「私の意見は」~全部正しい?・の~?
で、・・・「真面目だから」~出たら~困るわけ?・・・ あんた刑事課長?????


     ~あまりに痛烈である。
        真面目で、何ともならんヤツが・1人いたために、警察が大変な迷惑をしている。

「お前は、真面目ながやろう」・・と。~そして、いつの間にか、
                    

         私は共産党の支持者に ~なっているようである。
                         ・・・・・ これが全ての出発だった。


           「そんなら、取りに来い」(殺しに、来い)
                バカは、バカらしく静かにしとくもんじゃ
                       ワレらぁ~えーかげんに・しちょれ、腐れ外道が

 
久し振りに血が騒いだ。懐かしい躍動だ。

やっぱり、これが1番エエ~が、一言も喋らず飲み込んだ。
「一応 ・・・ ワシも、お役人じゃけェ~のう~」。昔おぼえた広島弁じゃ
 
     腹は、決めた

                   男子の本懐、この一戦にあり 
 
 
と意気込んだが、相手は巨大組織と一眼国の1つ目カラス、

クソ意地の悪い姑の様な連中である。端的に回し蹴りをブチ込んで、済むような相手ではない。

            雨が降る日は天気がわるい。悪いはずだ、雨が降る。

当たり前の事が、当たり前のように起きれば、何があっても、たいした事はない。

血の雨でも降れば、もう少し心なごやかに、ゆったりしたものだろうが。お役人の世界は、
嫁と姑の関係とたいして変わらない。ここでやれるか?・・・・・やる以前に精神的な不安が先行した。
 
 
 この時期、頭が1日中フワフワする様になった。まるで酒でも飲んだ様に、何か体がふらつく、
かと言って、一点を凝視し見据えれば、視点は定まるのだが・・全体がフワフワする。

車に乗っても同じ状態が続いた。医学的な知識のない素人が考えることは、
手っ取り早く、脳の中を調べるしか思い付かず
CTの機械がある病院で調べてもらった。

    異常はない、~多分そうだろうとは思った。
薬を貰って帰るとき、薬剤師をしている私の同級生が

          「まぁ~同級生が、こんな薬を飲んでいるの」と言いながら驚いた表情だった。

それがどんな薬か、薬剤師が喋る訳にはいくまいが、言い方からして~かなりの高齢者が
飲む様な薬だろう。結局、脳外科の問題ではない、ようするに気力の問題だ。



 幸いな事に
この時、結婚式場で窃盗事件が発生した。

高知県の結婚式は、100人~200人ぐらいの
大勢の人を招待し、酒を飲む事に主力をおく
昔ながらのやり方であるから、当然 お祝い金も人数分だけ数多く集まる。

 この祝い金が全部盗まれた。

被害額は、大まかに100万円以上。田舎では大変な金額だ。

高知県らしく、飲めや歌え・の結婚式が終わった後、被害に気づき大騒ぎになったが、

警察に届け出たのは翌日だった。知らせを受け、型どおりの捜査が始まり、

お役人の・型どおりの質問に対する、型どおりの応えを集め、型どおりに帰ってきた。

早い話が、犯人はこれから捜査します。と言うことだ。


 私は、早く帰りたかった。

現場には結婚式場の経営者・従業員・お手伝い・その他諸々の
人間模様が、それぞれの思惑で別々に動いている。

こんな雰囲気で話をしても・本音はでない。早く帰って出直した方がいい、

~犯人は内部の人間だ!


 都会の式場なら、1つの建物に何組もの式典が行われ、出入り口はいくらでもある。
が、普段は料理店を経営しながら、その都度結婚式を行う田舎の結婚式場は、

外部からの出入り口は、普段と同じ料理店のそれと同じである。

木製の階段を上がり2階が式場、現金は鞄に入れ~新郎新婦が座るステージの左端に
置いていた。現金のみ盗まれ、鞄はそのままである。つまり、100枚・200枚以上の

祝儀袋に入った現金、両手で抱えても・まだ全部は取れない量の大きさになる紙の束
祝儀袋の束を100人以上の観衆の前で、堂々と運び去った訳だ。

そんな事が出来る人間は、一種類しかいない。女性従業員だ。
この盗み方は、よほど早急に金が必要になった人だろう。
 
おそらく前科のない、少なくとも常習窃盗犯ではない。
それに経営者は、自分の店の名誉に関わることだから死活問題になる。

おそらく口から、腹ワタを出したい位に、喋りたいことがあるだろうが、

人前で喋ることもできず、往生しているだろう。

こんな時、警察官が大勢で騒ぎ立てたら“話すにも話せない”~いつでもそうだ、
大きい事件になるほど、現場に急行した警察官は、

被害者の本籍・住所・氏名・生年月日・被害額・犯罪の日時・等々・様々なことを
聞き取り~親分に報告する。

たしかに大事な事だ、まずパトカーで駆けつけた制服組がそれをやる。
次に駆けつけた、私服刑事さんが同じ質問を身振り手振りよろしく詳細に聞き取り
~親分に報告する。

次に駆けつけた中間幹部が、やはり同じ事をしながら、自分の思い付きで、
あれやこれや~現場でイラン事をしながら、エラそうに喋り出す。

結果、現場は滅茶苦茶に荒らされ、足跡や指紋が一切採取出来ない事は、いくらでもあった。

「敵は本能寺」~味方の親分にアピールするのが、最高の仕事効果だ。
仕事は「親分への貢ぎ物」である。

現場を上手に立ち回り「犯罪の早期検挙」の美名の元、矢継ぎ早に報告を入れる。
が、現場は生の人間が構成している。生は、純生だ。

公務員ではない。自分で金を稼ぎ、自分で生きている立派な人で、お役人ではないのだ。
お役人の常識とは違うのだ。が、その観念が・お役人にはないのだ。

・・・しかし常識で考えろ、女を口説く時、人前で口説くか?・・・バカヤロウ。
・・・・一つ目カラス は、警察手帳を出しながら女を口説き、子供でもつくるの??

 私は散髪屋のセガレだ。商店経営者の心情は良く判る。
まず警察署に帰って、バカ幹部に事件の概要を説明して、数時間つぶした後。

1人で再度現場に行き、結婚式場の経営者と1対1で、じっくり語らい合った。

~全て終了した。

金に困っていた女性従業員の犯行を・一部始終聞かせて貰った。犯人はいい人だ。
タダ、金に困ったタイミングが悪かった。この事件は供養すれば全て平静に収まる。

・・・・・・・・・・・・私は自慢話をしているのではない。

こんな警察で、出世したいと思った事は一度もなく、私が言いたいのはその後だ。

いつもの事だが~・・それではド~ウシテこの事件が発生し、どの様にして解決したか?
事件関係者から情報を得るには、どのような演出が必要か?・・バカ幹部には

・・・・・まったく~何の反応も無かった。

ただ高額窃盗事件一件解決、これだけだ。こんな例はいくらでもある。
 


 この年・高知市で、土佐清水市の元市会議員が本人のマンションで、殺害された事件があった。

この時、背広を着た県本部捜査一課の刑事さんが、大勢で清水市の漁師町を闊歩し、

~聞き込み捜査に汗を流した。

が、この田舎の漁師町で、背広を着た若い衆は、一目~・・見たら刑事よ。~ボケ
黒い革靴だけでも刑事よ。・・~漁師はゴム草履と長靴じゃぁ~

そんな御方が、歩くと言う事は、土足で他人の家に入り込んだのと同じだろうに。
・・結局、ろくな話は入らず迷宮入りになった。

この元市会議員殺人事件。土佐清水の警察署長さんは、えらく背広姿の刑事さんを気に入って、

        “捜査員はつね日頃から、キチンとした服装をしていなければならない”

と、感嘆の声を上げ一人で喜んでいた。

地元の地域住民がどの様に思っているか、そんな事は次元が違うから論外。

            「清水署の捜査員も、全員ネクタイぐらいは閉めろ」と“厳命”が出されたが、

私だけは、何と言われてもネクタイはしなかった。
・・・ネクタイぶらさげて~漁師と話ができるか~クソボケ。 
 

 この殺人事件、後日、犯人と思われる御方が~原因不明の御病気になられまして、
大学病院にまで行って、検査なされました様で御座いますが、いっこうに原因が判らず。

ついに“霊能力者”にみてもらった事実があります。

この部分だけは、言っても差し支えないでしょう。

     「“霊”が気になった事は事実だ」それは熱心にオハライをしたらしい。

が、自分で殺しておいてオハライしても、多分ダメでしょう。・・・おそらくダメ?

・・けど、今は大金(保険金)が入って、左ウチワで暮らしている・犯人さん。

霊能力者におすがりする犯人に対し、私ならこうする。と、

・・・・・・書いた私の情報は、書いた当初は全然問題にされなかった。が、事件が行き詰まった1年後、

誰かが見てくれたようで、やっと私が書いた情報を再調査し、犯人と対座した霊能力者
に警察が事情を聞きに行ったらしい。

結局は迷宮入りになったが、この聞き込みが1年早かったら。
犯人さん、少しは肝をつぶしたか?~最も~いずれにしても迷宮入りだろうが。

後の事はあまり問題にならない、ありがたい風潮がある一眼国では、
~世間の取るにたらん、戯れ言にすぎん。

 戯れ言でも核心に触れる場合もある。港町、私は大ざっぱな港町が好きだ。
もっとも山に行けば昔話がいい。となるだろうが、港は港でいいものだ。



  マグロ船に乗り、長期間家を留守にする漁師が、出航前おもしろいオモチャを女房に渡した。

女性の子宮の中で使う、バイブレーターである。
それも2種類、2個
「お前は、好きじゃけん。それで我慢しちょけ~」と渡したらしい。

数ヶ月後、2個のオモチャを電器屋に持っていき~「壊れて動かんようになった」と
                       ・・・・・・・・・・・・・・・・修理に持って来た女性が現れた。

持っていくのもすごい事だが、持ってこられた電器屋もビックリした。

~まさか・・・~こんなモンを修理に持ってくるとは?

色々調べ、原因がわかった電器屋は、遠慮がちに言ったそうだ。

          「奥さん、乾電池の電気が切れています。新しいのと交換しときました」

どういう顔で手渡したのか?渡した本人と大笑いしながら、深夜まで飲み明かした。

こんな話を地域住民から聞ける様になるには、並大抵の事じゃない。

よほど相手が気持ちを許さなかったら、警察官に話す内容ではない。

ここまでに~ならなければ、コロシの情報なんか取れない。
警察に話しても、後がうっとうしいだけだ。自分が得することはない。

が、それを自然に喋らすのが仕事であり、相手が男ならエッチな話が手っ取りばやく
失敗が少ない。

・・どっかの偉い警察幹部に、こんな話をしたら大目玉を食らうだろうが、
~・・・こんな働きがなくなり、形骸化した警察活動がやたら増えた。

・・・これじゃぁ~情報なんか・絶対にとれません


情報なんか~どうでもイイ・・
警察内部で、手っ取り早く点数を上げるには、件数と報告だ。

まず公の「会」を開けばいい。
名目なんかどうでもイイ、どうせ中身はカラッポや
~暴力団追放の会とか~・・・
     ~駐在所と地域住民の~駐在所連絡協議会・・
        ~地域安全推進の家・・ ~地域安全推進員・・・
          ~海岸沿いを守る~沿岸協力会・・・
             ~交通安全○○の会~交通事故から高齢者を守る会~

会」~「会」~「会」・・・・・・・
数えたらきりがないぐらいの~「会」がある。

地域の~ボスと、
警察に~都合の良い人ばかりを集めた~役員で構成された~「会」を
ことさら重視し、結果は、~県本部に報告される。
~・・・・・・・・・・・・県は東京の“大本営”へ報告。

型どおりの~「やってます」の理想論が、魚屋の店先のように並べられた報告書が
県本部では~高く評価され、~高得点がもらえる仕組みだ。


         「この様な素晴らしい会を実施し、この様な意見がありまして、この様に対処します」

・・・・・・私は、がんばっています。

・・・・・・・・・次は ○○小学校の~「開かれた学校造りの会」に出席します。
・・・・・・・・・・・・・○○中学校の~「お母さんと女先生の会」と言うのもあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~素晴らしい「会」だ。

県本部や「大本営」のバカは、こんな報告書に時間を費やし整理しているのだろう。~これが日本病

女性用バイブレーターの話なんか~クソの役にもたたん。





  ~清く、~正しく~美しい~警察官が、毎月1回集められ・会議と伝達が行われる。
県によって呼び名は、まちまちだが高知県では、つい最近まで「教養日」と言われていた。

教養を養う日だろうか、~いい呼び名だろう?・・・・・・ まず署長訓示から始まる。

~特定の署員から賄賂を受け取り、~昇任させ・御栄転のコネ作りに励んだヤツが、
涼しい顔して、偉そうに“理想論”を トゥ~トゥ~と、述べる。
   ・・・・・・・・・・~この野郎が賄賂(タンス)を受け取り、家中に飾っているのは、有名な話。

・・・・・・・・その~クソ署長の御演説だ

    署員は、ありがたい署長様の御言葉を・聞き逃さないよう~愚直にメモを取る。
               メモしてないのは、私と他数名。・・・アホの話を~書けるかボケぇ~。

  
     壇上の署長様が、全署員に配られた資料を手に・・・・
             
       
         「エー・今日のテーマは“でじめ” 
            に書いてあるように・・・・・
             ・・・・・・・・警察官の職務倫理についてだが・・・・・・・」


 ~てな・具合で警察官としての心構え~理想論が語られる。

・・・・・・・話す、本人の署長さん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンタの倫理観は、大詐欺師か
                     お前が、賄賂もらってアホを「タンス係長にしたんだろう」
                                    バカヤロウ・・クソして死ねボケェ~。

・・・・・・・・・・・・・・てな・具合で~聞いているのだから、何を話したか、全く記憶にありません。

~ところで「でじめ」・・・て、何だ

この「でじめ」と言う発音は、高知県警では5~6年間続いた。

 ・・・・・・・・・・・・ある時期をさかいに、各警察署の幹部が、
   ・・・・・・・・・・・・・・そろいもそろって「でじめ」と言う単語を一斉に使う様になった。



 言語の前後から想像するに「でじめ」とは、
          おそらくフランス語の「レジュメ」だろう~「レジメ」とも言う

要約・要旨・概要とかの意味で、講演や研究会などで、
                   メモ帳程度の紙に書いているものを指し示す言葉だ

・・・・・おそらく~高知県全部の警察幹部が集まる・県下署長会議で~本部長か、~誰か・・・・・、
・・・・・・・・・・~誰でもいいが、東京方面~中央の “大本営” から来た“アホ”が~

会議の席上配った資料の説明をする際に

          気取って「レジュメの通り・・・」と言ったところ、
            それを聞いていた~バカが
            ~「レジュメ」を~「でじめ」に~聞き間違えたのでは、なかろうか??

江戸時代の英雄、土佐清水の漁師・中浜(なかのはま) 万次郎(まんじろう)が漂流し、
アメリカ船に救助された際、

    初めて聞く英語で「今何時」(ホットタイム・イズイッツ・ナウ)を 「ほったイモいじるな」

と耳で解釈した。有名な話がある。

~それと同じで「レジュメ」「レジメ」の正確な発音は、“レの上” にアクセントがある。
それを デ と聞き間違えたら「でじゅめ」「でじめ」になり、出て閉めるのだから大相撲の力士「出島」
のようで「じゅ」が「じ」になり「でじめ」となる。

 その証拠に5~6年たってから、~やっと~レジュメ・レジメと発音しだした。
けど、5~6年もかかるんだ? ・・・・・・・・・・・・すごい話だが、どうして日本語を使わない。

 へたな外国語を気取って話す暇があれば、
本でも読んで、~少しは国際人になったらどうか?

 役人と言うのは、どうゆうわけか型に「あこがれ」と畏敬を持っているようであるが、
中身はない。私は、この「でじめ」の一言が~なぜか記憶に残る。

1つは、あまりの馬鹿らしさ、そして恐ろしさを感じるからだ。
 
   
昔話に~こんなのがあった。

  ある山奥の素朴な住民が、礼儀作法を習うため京都から有名なお坊さんを呼び
一緒に食事をした。
お坊さんが箸をとれば箸、お椀をとればお椀を、なにからなにまで真似をした。

  ところが、お坊さんが山芋のヌメリに箸を滑らせ
 畳に山芋を落とす失敗をしたとき、みんな一斉に山芋を畳に転がせた。
 ・・ と・・・・・・・・
 
 何がどうでも、まず型だ。主体性はどうでもいい、偉い人が「でじめ」と言えば
「でじめ」~考えようとしない。

いや「思考」そのものがタブーだろう。

「でじめ」と言えば、どうでも~「でじめ」だ。
いかにも警察らしい有様である。

何の意味もない言語「でじめ」一言、だからこそ何の警戒心もなく一斉に、
高知県全体の16署に普及した。

もし、裏のある重要事項なら、厳重な警戒感が、一瞬のうちに駆け抜けるだろう。
が、~「でじめ」君は~警戒されず正直に育ったのだ。

全ては「でじめ」現象の内側に存在する、一眼国のリズムである。

この「でじめ」を
私のように、疑問を持って頭で考えるヤツは、欠陥警察官で、上が「でじめ」と言うなら、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがたく「でじめ」でよろしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・優秀な「でじめ」一族は、組織内だけで優秀であればいい。

・・・・・・~嗚呼~・・・・・今日もカラスが飛んでいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・脳ミソの中で・アホォ~アホォ~と鳴くか?
「でじめ」君・・・おあとが~よろしいようで!


警察の腐敗・・「悪魔と踊ろう」 ~尋問の儀これあり~

2008年01月08日 04時57分48秒 | 悪魔と踊ろう  vol 2-7~8
       ●悪魔と踊ろう  vol 2-7           バカとハサミ








  私が仕事をした土佐清水市の人達は、私以上にあえいでいた。

昭和50年のオイルショック・ドルショック以来、
漁業は急速に落ち込み、
過疎化が大津波 の様に進み、毎年1000人位の人口減が続いていた。

すでに市と呼ぶには、あまりにひなびている。
船を港にあげ、漁師を廃業する人が後を絶たず。
私の仕事も、一人暮らしの老人が居間で死んでいたとか、

風呂で死んでいたのを4・5日たって見つけたとか、足摺岬から飛び降り自殺したとか、
腐乱死体を取り扱う機会が多くなった。

鬼というものは、腐乱する死体現象から創造した表現らしい。

車の中で排ガス自殺したら、一酸化炭素中毒で体が赤身を帯びる赤鬼、
風呂など水の中に長くいた死体は、ふやけて腐乱し・体中の皮がズルズルむける白鬼、

風通しの良い場所で、腐乱しながら乾燥したら・黒くなる黒鬼。
鬼というのは人間の煩悩を表したものらしいが、私に言わせれば、人が勝手に創りだした

仏教の宣伝材料にすぎない。

みんな尊い仏さんだが、この土佐清水市では気候が温暖で、無防備に何も考えず気楽に
風呂に入る人が多いせいか?風呂で死ぬ老人が多かった。

 浴槽の中で亡くなった腐乱死体を取り出すのは、何ともやっかいなもので、

力で~死体を持ち上げると、体の皮膚がズルズルむける。
かといって、力を入れず~死体を持ち上げる事はできない。

1人しか入れない、狭い浴槽の両端に足を乗せ、滑らない様に踏ん張り、

両手の指の力を・抜いた状態で、脇に力を入れて~死体を持ち上げた途端、

死体に止まっていたハエが、ブーンと飛んできて、私の鼻に止まった事があった。

 両手両足をフルに使い、引っ張っている最中、ハエを追い払う事もできず
鼻に止まらせたまま、死体を運んだ。

きれいな海で死にたいと遺書に書き、足摺岬から飛び降り自殺した人は、
頭が潰れ脳が、飛び出していた人もいた。






 身体の外に飛び出した脳を、
かわいい小鳥が、チュンチュン鳴きながら飛んできて、

小さなクチバシで可愛く突っつきながら、
食べている姿を何度か見た事がある。

テレビか映画なら、不気味なカラスが登場するだろうが、現実には、なんであろうが
喰えるモノは喰う~ただそれだけのことだ。
 
 足摺岬が自殺で有名になったのは・小説と映画だろうが、人の死をあれ程きれいに
表現するのは、~どうかと思う。
~死とは何か?とか、~死の美学とか、

死について、昔から色んな事が言われているが、
そんなきれい事を言う人は、死体を見たことがない、
・・・自称知識人と名乗る~青白い理想論者だろう。


一生懸命生き、やっとここまでたどり着いた挙げ句、不慮の死を迎えた仏さん、
その死体さえ、迷惑そうに引き取っていった家族もいる。

また、親の死を確認すると直ぐ、警察電話をタダで拝借して~役所の福祉課に連絡した者もいる。
生活保護を受けている人が死亡した場合。葬儀費用がでるらしい。

ソレはソレで大事な事だ。

が、いくらなんでも~「今、死にました」と、即・電話することでもないだろうが。

即、金がほしい人も・世の中には~いるもんだ。が、身内の死体でも即座に動けるものか?

鬼と言うのは、こう言うのを鬼と言う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生きている人間だ。
 
 昭和50年の不況以来、高知県は過疎化が進んでいるが、不況と言うとらえ方が・おかしい

不況ではなく、生産形態の変革の一部が「不況」と言う現象になっている。

これを理解するには~戦後からの物流の変革を知る必要があるのだが、ココではまず無理。
 
1979年イギリスでマーガレット・サッチャーが首相に就任して以来、国営企業を民営化
する動きが世界の主流になりつつある。

1989年ベルリンの壁が崩れた。ソ連が崩壊してロシアになり、中国では工業化が急速に進んでいる。

国家が存続するには、地球規模の競争力が不可欠である。
 
 ~なければ、つぶれるだけだ。

そのためには、何がどう変化するか?この根本が判らず、タダ闇雲に権力志向に走って
市議会、県議会を通じ~お祭り騒ぎをするのが日本の地方行政である。

~いつか、かならず、つぶれる。明確に断言できる。・・・~必ず・つぶれる 
 



 毎年8月になれば、どこかの教育者が「戦争反対、教え子を戦場に出すな」と気勢を上げている。

反対勢力は、国から予算を取り付け~公共事業で大儲け。

又別のグループは、国の予算を引っ張り~福祉優先だという。

全て国の金を目当てに、選挙戦に勝ち政権を維持するための~綱引きしかできない。

世界は逆方向に回転しているのが、眼中に入らんらしい。

いつまで経っても、権力者の周りに群がる人だかりができ、渦を巻いて流れている。

酒を飲みコネとツルにまとわりついて、天下を取った様な気分でいるが、いつか行き詰まる時が必ず来る。

そうなるまでは判らない。これを権力と呼ぶには、あまりにお粗末である。

・・やはりコネと呼んだ方がいい。

 地方行政のコネは、田舎に行くほど深い。
都会なら独特の優れた技術で、独自に世界を渡り歩く企業がある。

行政のコネより、市場をにらんだ強者である。“市場対国家”この2つは、
いつか真剣に論議される時代になるだろう。が、高知県にはこの強者がいない。~論議もない。

あっても1・2社のチャレンジャーである。~論議は酒の中。

大多数のモノは、政治家や地方行政にへばりつき、コネの力で生きているのが、ほとんどである。

田舎でコネと言うのは、万能の神に匹敵する。この世を創造するかの様に。

天地の創造者は、あらゆる角度から、あらゆる方面に、又あらゆる部門に食い込んでいる。

まるでアメリカのマヒィアだ。

ただアメリカには、パイオニアスピリット があり、国民が妥協を許さなかった。

が、大和魂の国では、国家の予算を地方行政が引っ張って、国が成り立っているものだから

   「お上の矛盾」は、ナーナーで済まされる。

      組織の中で何かが起きたら、マーマー・マ~と言う「マ」一族が現れ、
             
            ナーナ~で終わらす、ナーナ~現象が発生する。

これが一世紀も続いたら、マ族・ナーナ~原人が一眼国を創世する。
創始者の権力は絶大であり、オーム教ではグルと呼び、誰でも判るようにしている。

が、一眼国では国家の名前を無断で借用し、一般人には判らない様に、カモフラージュしている。

一種の擬態である。

警察官は、この様な問題点を感じない方がいい。言われた事だけ処理しておればいいのだ。
しかし国家とは誰のものか?






  私のオヤジが亡くなってから1年が過ぎた、平成4年頃だった。

以前から噂のあった四万十市の建設業者が贈賄で、市の建設課の役人が収賄の容疑で逮捕
されたと新聞紙上をにぎわせた。

久し振りの贈収賄事件である。この当時の市長は要求型の役人、
つまり「リベートを持ってこなければ、建設業者に仕事をさせない」とのタイプだった。

しかも公然と「要求」が行われていたので、市役所内部からも反発が強く。
実際、市長と業者の癒着ぶりを知らないのは、警察ぐらいだった。

この内部のタレコミによって、発覚した事件が表に出れば、

四万十市の99パーセントの業者が矢面に出る。当然、市長まで逮捕されるだろう、
との前評判が~町中を駆けめぐり、夜の飲み客が激減した中。

 この贈収賄事件に、全く関与してない業者が警察に協力を申しこまれた。
            「どの位の建物につき、一平方メートルにイクラ」のリベートが要求されたか

賄賂の公式を警察に教える様。協力をお願いされたわけだ。


中村警察署の取り調べ室で、公式が伝授された隣の部屋は、
数時間前まで逮捕された業者が、取り調べを受けていた。

その取調官が「公式の伝授」を受けたわけだ。取調官は意気込んでいた。
これで四万十市の贈収賄事件は、完璧なモノになる。と、意気込んだ挙げ句

「公式の伝授」を受け御足労をかけた協力者に、一言もらした。
                    
                     (警察は知らないだろうが、私が・コノ業者に~・・・
                                    ・・・~警察へ行く様に頼んだ。


                        早い話~私が行かせた。~だから間違いない。
                          そして~後から、全てを、コノ業者から聞いた。
                                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~ありがとう)



漏らしたと言っても当時は、当たり前の事を言ったまでだ。

                「逮捕した●●は、すべて歌った(白状した)」


全て自供した。その上「公式の伝授」があった。

だから、この事件は完璧だ。警察に協力して頂き、誠にありがたいことです。
~との、お礼を込めた言葉が、この~「すべて歌った」~の一言にある。

極当たり前の儀礼的作法だ。なんの問題もない。
~現場の取調官は、全て完了したと断言した。

・・・・・・・・・・・・・・・むしろ、何も言わない方が礼儀知らずである。

ところが、この贈収賄事件は1週間後、突然に新聞紙上で収束宣言をしたのだ。
理由は、逮捕事実の否定である。

        この贈収賄事件において、逮捕の要件は建設業者が
            四万十市役所の役人に“船”を「贈り物」として与えた。
       
 役人は貰って自分のモノにした。

贈収賄事件である。

        ところが船の登記は、車ほど完璧なモノではなく
     
            所有権の移行が曖昧であり、ただちにこれを
     
                 ・・・・・・・・「贈り物」として認定出来ない。


と言うものであった。・・・・子供騙だ。・・・・・・・・・・・・・・・・

 業者が役人に船を「やった」と言う逮捕事実は、単なる「引きネタ」である。
「船」で逮捕。留置場に入れた後、取り調べ。

つまり「船」は、逮捕するためのエサである。目的は、その後だ。

取調官は  
     「●●は全部歌った(白状した)」と言いながら「汚職の公式を伝授した業者」に

~お礼の挨拶をした。



       その1週間後、突然新聞に収束宣言をのせた。まさかの収束宣言である。
 
 
私が調べたところ、業者が市の役人に「贈り物」として「やった」“船”について。

警察官が、この船を近くの四万十市下田港にある造船所まで乗り付け

船の価値判断というか~価格査定を造船所の経営者に依頼したそうだ。

贈収賄の金額を現場の警察官は正確に、はじき出していたのだ。

何者かが現場に圧力をかけ、押しつぶしたのだが、潰された以上、確定的な事は言えない。

      ただこの当時、建設途中の建物があり~
        完成までの施工・管理は、法的には“設計事務所”も責任が問われる。
 
 
  四万十市には以前から~通称「コネ設計」と言われる“設計事務所”がある。

仕事をやらせたら、ミスだらけ計算間違いの設計図しか書けない事務所だが、

県議会議員と親類関係で、“コネ” があり・・~公共事業の多くの建物を設計した事から。
実力のないヤツが仕事だけは取る。

との意味合いで~「コネ設計」と呼んでいる。

市内の業者に、
     このコネ設計の「コネ」の筋を聞いてみると、なんと銀行員失踪事件を

       蒸し込み、叩きつぶした。

あの警察幹部 西田秀男 と同じルートであるのに

~2度ビックリ

とてつもない相手を敵にまわしたものだ、と改めて肝に銘じた。

 四万十市始まって以来の汚職事件に発展するはずだった。が、一瞬にして公の新聞を
利用し堂々と収束宣言をした安心感あふれる態度。いかにも一眼国。

見事なほど、涙がでるほどの芸術的バカ。

世間では、「アレで終わった」と噂話が後を絶たず。

巷では、酒のサカナにもてはやされ。夜の社交界では、これまで落ち込んでいた営業実績
を取り戻そうと、ホステスさんにハッパをかけている。
        
      「あの、建設課長サンの奥さん、この前まで元気なかったけど
                                         ・・・・・・・・・・・急に元気になったネ。よかったネ」

なんて言う世俗の噂話なんか、一眼国には届かない。
 
 昔の刑事さんなら、町に張り巡らせた情報網から、鋭敏にキャッチしたであろうが
今は、そんな刑事は1人もいない。発生した事件を処理するだけの処理屋ばかりだ。

この時ふと気づいた。今の警察では、この現状がベストではなかろうか?
                              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

一眼国の独立国家としての憲法のなかに「問題なければ問題なし」との明文がある。

つまり、世間がいくら騒ごうが、誰が何と言おうが。問題が公にならなければ、
全て問題なし。との意味である。

つまり、世間に情報網なんか持って、色んな事を知っているヤツより、何も知らず
真面目に事件処理だけに~全精力を費やすヤツの方が便利なんだろう?



 清水警察署には、私が転勤になる以前から、銀行員失踪事件に関する私の風評が
伝わっているかの様に思えた。

署長は原田というヤツで、
         中村警察署で捜査係長をしていた「タンス」係長。
           上役にタンスやら現金を送りつけ、上手に出世したクソバカ野郎だが、

この「タンス」係長からタンスを受け取ったのが「原田」だ。

県警随一の嫌われ者だが、コネのルートは掌握している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弱い者には、とことんエライ。

まるで戦国時代の殿様のような振る舞いで、
             ・・・・・・~「ナニィ~」と~その場の全てを威嚇するように、なぎ倒す。

が、逆に~自分より「上」の組織人には“オカマ”か“お茶汲み坊主”の様に
へりくだり~やたらカッコウをつける「カッコマン」であった。




 有名な医者と付き合っている、とか。どっかの政治家と仲がよい、とか。
オレは署長だから~魚屋で一匹いくらの魚を・タダみたいな値段にしてもらった、

お前ら(下級警察職員)なら無理だ。とか、
聞くに耐えん幼稚な事を平気で言い、本人は得意げに大笑いしてる。

かと思えば、県本部のエライ幹部には土下座するほど、ヘリ下った物腰で応対し、
自分にシッポを振って来る者だけを可愛がる。

金には細かく、タクシー券(タダで乗れる)を持って、出かける出張先へ「乗せていけ」と
言われ、公用車で運んだことが何回もあった。タクシー券を懐に入れたわけだ。

極貧で育った野心家が、金貸しになったような人物とよく似ていた。
  

 土佐清水市下川口の駐在所が新築された時、付近の地域住民が、お祝いに駆けつけてくれ、
料理や魚を全て自分達で用意し酒宴の席が設けられた。

漁場で培われた住民は、飲む以外にも、あちこちから「祝い酒」が大量に持ち込まれ、
駐在所の将来を大漁旗で祝ってくれた。

90パーセント以上・地域住民のお世話になった。

私と地域住民の常識的な感覚では、この時集まった「祝い酒」は、地域住民が持って帰り、
明日からの漁を祝えばいい。と、常識的に誰も~何にも言わなかった。

が、これら「祝い酒」は全て、その日の内に警察が持って帰った。署長命令だそうだ。
署長が帰るとき、そう言い残して帰ったらしい。
  
 明日から、ここで勤務する駐在さんは、さぞかし肩身の狭い思いをするだろう。
そう思いながら、私がこの地で酒を飲む事は2度となかった。

私の背中にある「警察」という看板が、はずかしいからだ。
が、こんな署長でも署長であれば、周りにゴマスリは後を絶たず。

 ホテルの娘と結婚した某氏は、嫁の実家(つまりホテル)に度々署長様を御招待して
御接待に余念がなかった。タダで飲み食いさせた挙げ句、料理の差し入れも忘れなかった。

後日、このホテルの小学校5年になるバカ息子が、事もあろうに閉店後のスーパーに
盗みに入り、捕まえて取り調べた少年係は、署長に呼び出され

           「協力者の息子を、ワシの許可無しに取り調べた」と大目玉を食らった。

 普通、事件を解決したら誉めるのが当たり前。

が、この署長はタダで飲み食い出来るのが、最高の協力者だから、そこの(協力者)の
バカ息子が大切なワケだ。

まるで落語のオチだ。この事件以来、少年犯罪の被疑少年(犯人の少年)を取り調べるには、

新しく決済用に作った簿冊に、少年の住所・氏名などを記入し署長に提出して了解を得た後、
取り調べを開始しなければならなくなった。

確かに正式にはそうするのがホントであるが、少年犯罪は突発的で軽い事件が多い。
これを1つ1つ決済をもらっていたら、現実にはやっていけない。

事実この少年用の簿冊は、その後一度も使われなかった。
結局、一時的な感情で燃え上がり「ワシの許可を受けれ」と命令したにすぎん。

エライ署長もいたもんだ~よほど育ちが悪いらしい。が、育ちの悪さと出世とは無関係。
むしろ悪い方が一眼国では有利な様だ。~・・・なり{形(なり)}振り・構わず出世したがる。
   
 言い方は悪いが、一眼国では上に行く程~この手合いが多い。銭虫、出世虫が。
ま、この署長を語れば別に一冊ぐらいの本ができる。

 芸術的バカとキチガイが同居した様なヤツだったが、一眼国のルートは完全に
押さえていた。当時、銀行員失踪事件の犯人 田岡 大を任意で取り調べ、
蒸し込み工作をした中村署の署長と同じ派閥らしく。

署長同士、頻繁に連絡を取っている様で、私が机に向かい何か書き物をしていると
不意に後ろから・のぞき込む様な仕草が時々見られた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この男らしい、陰険な手口だ。

職場の机で何が出来る?~ソレをわざわざ・のぞきに来るとは、いかにもわざとらしい
嫌がらせ、としか思えなかった。

  まぁ~戦前・戦中・戦後~日本の公務員の待遇が悪い時代、
    市役所の給料より~炭焼き~の方が、良かったらしい。
    その時代~警察官になる者は~言い方は悪いが~あまり居なかった。

   この時代に警察官になった連中が、その後~自分達が造ったコネ系のルートを
   いまだに死守してる。

   で、昔々~あまり育ちの・よろしくない人が、
   必死で成り上がった~ルートが、そのまま存続した証跡で、この署長が、その典型だろう。


 

クソ署長の~私に対する・風当たりは、相当なものだったが、
一切意に介さず、仕事するしかなかった。




 が、刑事課長の~作文調書~には、何ともやり切れない思いだった。
被害者・被疑者(犯人)から供述調書を取るわけだが、初めから「型」があるようで。

~この犯罪には、これ~・・・。

~この被害者には、これ~・・・。と、

それぞれ模範的な「書き方」~通りに書かなければ、~全て書き直しが命じられた。

確かに、必要なことではある。

犯罪が成立するためには、構成要件が必要である。が、何がどうでも教科書通りの文章を
書くには無理がある。

人の行いを現実に自分で行う事は容易であるが、ソレを口で伝えるのは、
余程の注意を要する。

さらに文章に表すのは~なお困難である。
その文章をやたら・カッコウをつけて書けば、文章で表現するのは、ほとんど不可能に近い。

この「カッコウ」と思いこみの激しい人だった。

ある時、落雷があり火災になった。
車で現場に急行していたら、無線で「松の木」を探せと言う御指示があった。

雷様が地上に落ちる時は、必ず松の木に落ちる。と、思い込んでいるらしい。
ヒョウキン・バカとは、この事だろう。

刑事課員がいくら調書を取っても、課長様のお気に入りの調書は無かった様である。
次から次に~書き直しが命じられた。写真の報告書もしかり、結果、用紙が足らなくなり、

臨時に紙の注文を取り続けた。課長様の御指示で、相手不在のまま机の上で書き直した

供述調書は、課長様のお気に入りの文章に書き直され、
最初の文章は~跡形も残らない様に直してからやっと合格。

同時に次ぎの仕事が待っていた。
 
 この課長様の特癖を如実に現す「準強姦事件」が発生した。
精神病院から退院した若い女性が、遊びに行った家で酒を飲んだ後。
60歳ぐらいの男に強姦されたと言う訴えだった。

強姦なら女性の子宮内、あるいはその付近に何らかの証拠があるはずだが、
医師の所見は「全く何もない」と言うものだった。

準強姦とは、酒や薬などで意識がモウロウとなるか、抵抗不可能になった状態で強姦する。
最も悪質なものだが、飲んだ酒の量など、当然、酔いの状態が問題になる。

が、この時「酒を飲んだ後、強姦された」との被害者の言い分を、
ウノミにしていた課長サンは・即~「準強姦」なる罪名を用意して、

全員の調べを~「準強姦」に仕上げた。

犯人の60歳男性は、女性を触った事は認めたが強姦は否定した。
被害の女性は、精神病院(被害妄想)から退院したばかりだった。

医師の診断からは「証拠となる所見は、皆無」。これだけの条件がそろっても、

なお「準強姦」を押し通すには無理があるが、
無理矢理、調書を作成し検事に送致した結果は~不起訴だった。

門前払いと同じだ。~ここまで来るのに20日間、毎日遅くまで作業を繰り返した。
それはいいとしても課長からは、「準強姦」とは何か?と

毎日、歌舞伎役者がミエを切るように大上段に振りかざした
「準」と言う講義を聴かされながら~人が取ってきた調書を~・・・「これでは、準強姦にはならん」

と、書き換えを命じられ司法罫紙(紙)を破りすて、お気に入りの方向に曲げて、曲げて、
やっと済んだと思えば~不起訴だ。
     
 この事件は、女性の体に無理矢理触った、強制猥褻で処理すべき内容だった。

が、自称名刑事の誉れ高く、他人が暴き出した「強姦殺人事件」さえ「オレがやった」と
大ミエを切る様なヤツが、県本部にアピールしたかったんだろう?
 
 不起訴は、この一件だけではない。
この様な事を言えば、私が警察の悪い点だけ、寄せ集めているかのように思われるだろうが、
・・・逆だ。

色々ありすぎ、全部並べたら本題の銀行員失踪事件が吹き飛んでしまう。


この刑事課長についても署長同様、全部話せばキリがなく本一冊は充分必要であり、
何が主体かわからなくなる。が、バカとハサミは使い様である。

バカは自信過剰の人間が多く、この課長さん・酒を飲むと太っ腹になり「本音」を喋り出す。

民間企業の営業マンなら、酔う程に相手の裏側に、あるいは斜め方向に回り込み、

敵方の情報を引き出すか、契約を取り付けるものだが、公務員の汁が染みこんだ自信過剰の
バカは簡単に本音を吐いた。

 私は警察官を拝命してからすぐ警備課に入ったが、当時の次長(副署長)・
(10年後、私方の留守番電話が盗聴された際の県本部・警備課幹部)に駐在所へ

飛ばされた後、長い間留置場で看守係として勤務の傍ら捜査の仕事を手伝い、
やっとこさ鑑識係として仕事が出来る様になった。

普通より2・3倍の下積みを重ねやっと捜査に入ったが、この課長に言わせると

               「お前は、人を押しのけて、捜査に入って来たらしいが、・・」

と、言う事になっているらしい。

 私は、自慢じゃないがコネを使った事はない。使うコネがない。

お中元や、お歳暮を上司に持って行った事もないが、逆に酒を貰ったことは、何度かある。

上司の頭を平手で叩いた事は有るが、上手に持ち上げた事は一度もない。

私がいつ、どこで、人を押しのけて捜査に入ったのか?・・・
 
 一眼国は、この程度のものだ。ウソだろうが、何だろうが 、その時々、上役の御言葉が、
そのまんま悪性の下痢の様に直通し、本人の知らないとこで一人歩きを始める。

逆もしかり、コネがあれば、バカだろうがアホだろうが、欠陥人間だろうが「優秀警察官」である。

これも民間企業のように、自分で利益を上げる必要がないから、都合の良い方向に動くわけだ。

今更驚くことはないので、ひたすらアホに酒を飲まして歌わせた。

人妻を表現したエッチな演歌も良く歌うが、本音も歌うアホが更に歌った。
イヤミ風に、目線をそらして反対方向を見ながら・・・・・

とぎれ、とぎれに、第三者が聞いても何の事か理解できない様に、
部分的な文言のみを強調し、肝心な点は横目で私の方を見、

上目使いでアゴをしゃくりながら~「オマエダ」と合図を送り。目と言葉を器用に使い、
真綿で相手の首を絞める様相でボツリ・ボツリ喋り出した。

・・・・まるで姑の嫁イビリだ。
                  
      「お前は、真面目ながやろう~
                (融通が利かないから、事件を出そうとしている)

           共産党に知り合いがおるらしいが、(第三者を指摘する様に)
                ・・・今は、タレ込むヤツが多いから、
         
             事件を処理するにも注意せんと、えらいことになる。
                   ・・・・・・・・何かあったら、“共産党に頼め” と言うモンがおる」



と、暗に私が共産党に働きかけている。と、この男どくとくの、

俗に言う女の腐った様な物言いで、悦に入って話したことがある。

 その場、その時、何らかの都合で警察幹部の中の誰かが、「カラスは白い」と言えば、

その時点で「カラスは白くなる」その様な反応を即座に示し、

上向きにシッポを振れるヤツが、優秀な警察官だ。

自分の主体性なんかどうでもいい。

したがって誰かが「カラスは白い」と言った場合、ほんとに「白い」のか?「黒い」のか?

真実を調べて判断する能力は必要ないのだ。
 

いや、ない方がいいのだ、現にこの清水警察署の刑事課長は、銀行員失踪事件に関する内容は、

カケラも知らないはずだ。それなら、~どこから結論を出す?

「結論」なんて言う大げさな感覚は必要ない。

上が「白」と言えば白、「黒」と言えば黒いのがこの社会だ。


やはり私の考え方は正しかった。私が銀行員失踪事件の情報を取った女は、

すでに中村署の刑事、女ゴロシの中田、今田に寝返っているだろう、

詐欺女なら無理もないと思っていた。

そして女のウソ~「共産党に御願いする」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・“~全て暴露する”を「天下の一大事」として


県警本部に報告しているだろうし、女を動かしているのは私だ。

と、言うウソも同時進行しているにちがいない。~私は、共産党の党員か

~・・で、なかったら

我が家の電話が、盗聴されるはずがないのだ

“女の腐った様なヤツ”、土佐の方言で「ネショウが腐った」と言うが

・・・・アホの警察幹部は~本人の性格そのものが、色んな事を教えてくれた。
                              ・・・・・・・・・・・・・・・・バカとハサミは、使いよう。