南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

車に轢かれたイタチ

2010-11-24 | 生き物採集・飼育
2010年11月23日勤労感謝の日、伊佐市の「曽木の滝」の紅葉を見るため、家族で山道をドライブしていたのですが、さつま町付近を通過中、道路に横たわる小動物を見つけました。
車が避けながら走りさる中、比較的損傷がひどくなさそうなので、道路の脇に移動させようと近づくと、猫や犬でなく、どうもイタチのようでした。


草原によけたイタチらしき動物。


するどい牙が見えます。
イタチは凶暴な肉食獣とのことです。
名作漫画「うしおととら」に出たかまいたちを思い出しました。

最初はマングースかと思いました。
マングースは沖縄ではヤンバルクイナを捕食することがあり、奄美大島でも生息しアマミノクロウサギやアマミヤマシギなどを襲う害獣ですが、本土でも鹿児島の薩摩半島南部地域で発見され問題視されています。


鹿児島市喜入地区で2009年6月22日に本土で初めて生息が確認された特定外来生物マングースの捕獲数が、2010年8月20日でちょうど100匹に達したことがニュースに出ていました。

捕獲場所が喜入中名町を中心とした南北15キロ、東西5キロの平野部に限られ、隣接の指宿、南九州両市に近い場所では皆無とのことで、その理由として両市との境にある山間部で、餌が競合するイタチやテンなどが“防波堤”の役割を果たしているのかもしれないとの推測もされているようです。

ところで、北海道ではキタキツネを素手で触るのはエキノコックスという寄生虫感染の恐れがあるため避けるよう言われていますが、この時、イタチの尻尾を素手で触ってしまいました。
顎口虫とかがイタチの腸内にいるらしいです…
手をよく洗いましたがちょっと心配です(汗)



野生のイタチを初めて見たので記事にしてしまいました。
マングースを撃退してくれるイタチくんの不幸な死を悼みたいと思います。





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