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 手編みのセーター

2017-12-06 21:12:48 | 日記
 この季節になると「北の宿から」の歌詞を思い出す。『あなたかわりはないですか 日ごと寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを・・・・』。何年か前にこの歌の別れた男の人のセーターを編むというのは、自分の気持ちにけりをつけるため という強い意志の歌だと 聞いた。悲しい女や弱い女を描いたのではないという。でも、阿久悠さんはセーターを編む女心を知っているのだろうか?と思った。

 簡単なマフラーでも10000目以上編まなくてはならない。だから手編みのセーターなど着ている男の人には近づいてはいけない というのだろう。一目、一目と相手を思わずに編むことはできない。1日に500目編むとして20日は思い続けることになる。別れた人を忘れるために、けりをつけるためになど編めるわけがない。

少なくても私にはできない。無理に忘れようとするよりは自然消滅するまでじっとしているほうがいいと思う。段々年をとるとそういうものもなくなってしまう。ただ、お針箱の整理で、古い毛糸が出てきたときに、あのときに毛糸だろうか?と思う。そうだ、クリスマスに と思って、贈れなくてバレンタインデーに出来の悪いものを送ったなぁ などと思い出す。

 やっと先ほど、1週間分の洗濯物と手紙の整理が出来た。机の上もソファーの上もきれいになった。(何日続くことか)さて、なにか手仕事でも始めようか。そんな時間が今、一番好きだ。

 

 
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