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『おんな城主直虎』13話 二重ローンは辛いよ!

2017-04-04 22:50:13 | 大河
2016年NHK大河『おんな城主直虎』第13回「おんな城主直虎」の感想まとめのまとめです。


春のムロツヨシ祭り。



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■中小企業大河ドラマ


第7話は脱税大河ドラマでしたが。
今回は崩れかけた中小企業の新米社長がいろいろがんばってます。



早速だが、新しい社長が気に入らない。


早速だが、取締役たちとの空気がよくない。


想定の範囲内だが本社からの出向社員あいつ絶対何かたくらんでる。


わかっちゃいたが、旧経営陣がやってらんねえ。


本社からの出向社員「この会社もらえるっていったらもらいます?」「マジでwwww」「いらねえwwwww」



で、直虎社長。
いざ初出勤して見たものの、城主ワークがよくわからない。
法令関係はいけるとして経理関係はかなり怪しい。



精一杯勉強したものの、相変わらず態度が女々しい取締役。
出向先のアイツがやってきたけれど、今はお前の顔は見たくない。


「私は命じておらぬ」
「(てめえ)」


城主はつらいねえ。

そんなこんなで、お客さんがやって来ました。
瀬戸村のお百姓さんらです。



おらたちの村に視察に来てくれ!って話。



道中は慕ってくれる村の民。
かつて酒におぼれていたことも心配してくれる優しい村の民。

だけど、視察で見たものは……



放置プレイ。
ガチな人手不足。
さらに二重ローンの地獄。



「あのサラ金に一言いってローンなかったことにして!!!!」

「なにとぞ徳政令をお願いいたします」
「任しとけ!」
って安請け合いしちゃうもんだから、中野殿ブチ切れ。


「そういうのって一歩間違えると炎上するんですよ!!!!」

だんだん中野殿に同情しちゃいたくなりますね。
それにしても中野殿、食い気味に噛みつきながらもしっかりフォロー入れるの好き。
さすがローリー武。




■ロックンロール・ムロツヨシ


さあ今週の山場です。

お百姓さんが二重ローンに悩まされ、井伊家もローン地獄に陥っているその銭主・瀬戸コーポレーションの瀬戸方久がやってきました。
せっかくだから借金棒引きの話も頼んじゃうワンマン直虎社長。


ムwwwwロwwwwwwさんwwww


最近ハードモードですっかり忘れてたけど、ムロさんwwww


第2話でセンセーショナルに登場していたムロツヨシ演じるあばら家の男。

これがどうして金融業者になってるのかというと。


あれから浜名湖へ向かい、


もらった褒美をつかって、魚を安く仕入れ


干物にして山間部で売りさばき


それを元手に潰れかけの茶屋を購入


茶屋で飲食業をしながら先物の情報を仕入れ、


情報を元に、戦場で必要とされる軽食や薬品などを販売


戦場に捨てられている刀剣や鎧などをリサイクル


そんなことを繰り返しているうちに蔵が立っちゃうくらいの大企業。


わらしべ長者というかシンデレラというか。
ものすごくEテレ。



銭の匂いに鼻が利く、犬のようなもの、と話す方久。


「ウウ~カンカン!!カンカン!!カンカンカンカン!!!!」

これは……

まごうことなきムロツヨシオンステージ



■フォースの覚醒・政次


しかしそうはうまくいかない。
方久だって商売でやってるんだし、そんなことやったら井伊のお家がつぶれちゃうよ?ってんで徳政令(借金棒引き)の話は断られてしまいました。

「瀬戸村に約束してしまった」

困ったねえ。
お百姓も家臣も、視聴者もしっかりその約束みちゃったからねえ。


祝田村も徳政を頼みにやってくるんですが、徳政令は今は出せない。
徳政令を出したら井伊は潰れてしまう。



室井さん、竹元教授に呼ばれてTKOも参戦。
ものすごくごちそうさんランド。

窮地に陥る直虎を見ていたのが政次でした。


「これでもまだ御領主になられますが」
「我が降りたらそなたが後見になるではないか。たとえ井伊を潰したとてそれだけはごめんじゃ」


急に仕込まれる政次スパイスしびれる。


 

政次のフォース覚醒しびれる。



■チュートリアル


徳政令を出すことはできない。
今徳政を出してしまっては井伊の信用も失われて、融資を受けられなくなってしまう。

悩める直虎ですが、村人たちの手に触れて大事なものを思い出しました。


「我らはこの手に支えられておるのじゃ。捨て置いては、ならぬの」

瀬戸コーポレーションにどうにか頼めないか。
棒引きでなくてもいい、せめて猶予を。
そもそもあんな荒地など誰がほしがるのか、と思ったら。


「土地を欲しがる方はございましょう。例えば今川様や小野様」
「よいではないですか、百姓たちなど」


方久のこの冷たい言い方「うわあああ」って。
生贄役だったあばらやの男がどんな闇を見たというのか……

それはともかく、土地の利用を提案された直虎。
稲作でも稲作以外でもすればいい。
それで外貨を手に入れればいい。

「それじゃ(それじゃ)(それじゃ)」と閃き、筆を握るも……


「今まで力がないと言うのは悔しいことだと思っておりました。なれど力を持つことは実はとても怖いことなのだと。私の決めたことがまことになることが」

力を持つことがこんなに怖いことだとは思わなかった。
直面する問題に思わず本音が出てしまう直虎。

そんな直虎に助言をするのはやはり南渓和尚でした。


「結果がよければ正解とされそうでなければ間違いとされる。上手くいくか行かぬかは誰も請け負うてはくれぬ。己の信じたものを灯りとし進んでいくしかないの」
「自灯明は人の上に立つ者の喜びであり、また辛さであろうの」




■方久の闇が気になる


直虎は結論を出しました。


「方久を家臣の列に加え、瀬戸村と祝田村をこの方久の所領とすることにする」

方久プロデュースで両村の経済基盤を再生し、その間借金の返済を猶予してもらう。
不良債権の中のさらに不良債権を機構に管理してもらうっていう。

徳政令は出さないぞ、これならどうだ、と思ったら。

瀬戸村と祝田村は、新野家としのの化粧領。
(そういえば前半でサラッと言ってた)
しかも祝田村はしのと直親の思い出の地。



「人の思い出を何だと思ってるの!情もくそもないじゃんか!デリカシーなさすぎ!!」
と取締役ら激おこ。
そりゃそうだ、部下私有の土地を勝手に取引材料にしたら怒られる。

起こって去ってゆく中野殿、奥山殿を追いかけようとするもスッ転んでしまう直虎。
(一瞬政次が鶴の目に戻ってたのは、しみましたねえ……)


一連の様子を見ていた方久。


「慣れておりますに。人並みにも扱われなかったオラが今ここにこうしておるんは、銭の力だに」
「笑い事じゃねえに。銭さえ持っておりゃあ人は頭下げる、銭周りがよけりゃあ人は寄ってくるで。銭は千騎の武者にも値する。銭は…力じゃ」

『力じゃ』に垣間見える方久の壮絶な過去。
「百姓なんて放っておけばいい」の笑顔の奥に見えた闇もそうでしたが、方久もしかして闇深い…?
(瀬戸村の村人とのからみが気になる)




■不穏大好き!


まあまだイマイチ解決はしていないけど、どうにかなるとして。
とりあえず一段落と思ったら。


「無能の井伊に話し通じないから今川の本社行ってきた!!」

そして暗躍する本社からの出向・政次。


「奥山殿、中野殿。少しよろしうございますか」



うおおおおまた不穏エンド!!!
いいですいいです、不穏大好き!

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