遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

私の芸術論

2013-07-27 05:12:37 | 原風景

な~ンチャってね

わたしは退職後の暮らし

相当面白おかしく暮らして居る

わたしはそう長命な家系ではないので

残り時間は少なそうで人生面白いこと味わいつくせないまま死んでいくのだろうなあ

みみっちく考える

子供のころ親は私にどんな人生を夢見ていたか

父は貧しかったのでくいっぱぐれなく豊かに暮らしてほしいと思ってたみたいで

算数が好きな私に税理士という仕事があることを話して

能力に見合ってるかもしれない

食いっぱぐれない仕事だぞ

というようなことを言ったことがあるが

読みが浅かったね おやじ

私が算数が好きで得意だったのはパズル感覚で

そういう仕事には几帳面さとか分類能力とか

いるんじゃないの?よくわかんないけれど

ごみ屋敷生成才能のある私には無理よ

母はともかく男に頼らないで自力で生きていけるようになれ

というのが願いだった

ともかく二回の結婚で幸せになれたとは言えない人生だったから

男は頼りにならないわよというのが信念だったのよ

で子供の私が心惹かれたのが

芸術の分野

中学生の時に学校から国立博物館に連れて行かれ

ゴッホ展を見たときの感動が圧倒的で

絵描きさんてすごいことをするんだなあ

と憧れでいっぱいになった

この時の本心は ゴッホという人が

遠いオランダやフランスで昔表現したものが

日本の幼い自分にこんな衝撃を与える

すごいなあと 芸術のパワーって すごい

と 強いものにあこがれるのと似た心理

自分自身は絵を描くのは好きだったけれど

小学校の時は図工の先生に嫌われていたし

自分はあまりセンスのある方じゃなかったし

中高と美術の先生は何の良い影響力も及ぼしてはくださらなかったけれど

・・・・

それでも音楽を聞いたり 演劇を鑑賞したり 絵画を鑑賞したり

本を読んだり

そういうことは ご飯と同じくらい 必需品で

暮らしてきた

・・・・

味わいつくせないほど 面白い!!

だから今お絵描きサークルに入れてもらって

絵を描く老年生活は飽きることがなく

モチベーションは途切れることなく 面白い

なぜか

それはさ 常に新しい視点が開けて

新しい世界が展開してくるから飽きない

そうだ! 芸術とは何か

それは常に新しい  常に革命的

しかも それは 表現者だけの話ではなく

芸術をご飯みたいに食べるというのもそういう美味しさがあるということなのだわよ

今渡辺崋山を読んでいてもそう思う

この人のことを読んでいて

人物画について 新しい視点がどんどん広がってきた

Img_1650325_43722595_3
Issai_zou

これは佐藤ー斎像

↑はその画稿の2

人物画について考えることはそのうち

時々記事の方に書く


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今日も1キロ以上泳いだ

2013-07-26 16:11:04 | ただの記事

ああ気持ちいい

スッキリした

ふっと体が軽くなった感じ!

泳ぐのって大して燃焼しないのだろうが

(私のようにのったり泳ぎでは)

1キロ泳げば多分流石に燃焼するんだよ

それで軽くなった感じね

アイス食べて 元の木阿弥だけど

 

今日のレーンには男が数人子供も数人混じってくることがあった

わたしは遅いので

突き当りで会うと

どうぞさきに行ってください遅いですから

というと いやいやどうぞお先にという

その人は息が切れている

そういう風なら多分いっぱい燃焼してるのかもしれない

わたしのは運動にならないのだろうよ

でもいいの

泳がないよりましよ

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鷹見泉石像(国宝) 渡辺崋山筆

2013-07-26 11:25:37 | 日本の本

Ll_459

国宝のこの絵を描いたとき(天保8年)

崋山は田原藩の家老職にあって民衆の救済に奔走していたときだったそうで

びっくりする

天保の飢饉について調べたら

WIKIにも出てる

大塩平八郎の乱はこれを契機に起こったのだそうで

全国で餓死者が大量に出たが

田原藩は一人も犠牲者を出さなかったそうだ

そういう政治的な重責と絵画制作を並行していたって

どんなふうだったのだろうか?

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高齢者トライアスロン名選手

2013-07-26 11:13:51 | 絵画

先日のKINU洋画会で半日しか描けなくて

途方に暮れた絵

これで仕上がったことにする

次回はバイクに乗ったところになるからな

二枚一組で一点て数えてもらえないかな

セコイことを考えている

全版のポスター額 安いのを見つけたのだ

二枚一組にするなら額がいるものな

小遣いがトホホなので安いの見つけてうれしいのだ

さてこれをはがしたまた紙を貼るのだが

わたしは墨も使うつもりで和紙を何重にも張って苦心したが

パステルだけで仕上げるなら水彩紙でもいい

和紙 魅力だったのよ

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鎖国

2013-07-26 06:07:50 | 日本の本

崋山の本を読んでいて

日本が長きにわたって鎖国政策を採ってきたことについて

初めて考えた

島原事件をきっかけにしてか?キリスト教弾圧のすさまじさは

悪としての印象を子供時代から持ってきたが

カトリックがなぜあの頃世界中に進出しようとしてきたか

思いめぐらせると

それから身を守るという選択はよかったかもしれないと思う

日本の産出する銅は金の含有量が多くそれを知らなかった

金を抽出する技術もなかった日本は

無自覚にどんどん自国の銅や金を外国に出してしまった

という経緯もあるみたいだ

鎖国のおかげでヨーロッパの帝国主義の蚕食の餌食にならなかった

と言えば

そういう見方

確かにあるなあ

と思った

現代はTPP喧しいが

金の亡者だ 祖国を餌食にされる と感じて

外国を排斥する意識を持った日本人の感覚は

もう跡形もなく消え

日本自体が金の亡者になって

庶民を苦しめても儲けたい奴らばかりに見える

でもって いたずらに近隣の国にヘイトアクションを執拗に繰り返すようになっている

鎖国のことって

もう一度勉強してみたい気もするけれど

面倒くさい気もする

年だ

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 ついにキリギリスとの同居解消

2013-07-26 05:45:01 | ただの記事

ゆうべ 私の掛布団の上で

キリギリス君が 長い触角を揺らしながら鎮座してた

「キリギリス退けてえ ここにいられたら私寝られない!」

と護衛の剣士に命じた

そしたら

こいつ俺のことかじった!

と叩き潰そうとするので

「だめ!外に逃がして!」

と命じ 無事彼は外へ放り出された

あああ

やっとキリギリス君と同居を解消した

何しろかじられると痛いのだそうだよ

同居するにはマナーが いかんのよ!

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渡辺崋山

2013-07-26 02:03:32 | 日本の本

Head

↑田原氏の博物館のHPより

崋山の弟子が描いた崋山像

わが家に渡辺崋山の偽物のスケッチがいっぱいある

なかなか達者な線なので偽物でも気に入って額にまとめて飾っている

おじいちゃんが絵が好きで色々買ってあったのだけれど

おじさんがわからんちんでほとんど奥さんの実家に移動しちゃって

残ったものの管理が悪く雨漏りのせいでダメになったものも多い

昔の藁ぶき屋根の家は崩壊する前に

武蔵が気づいていくつか救いだした その中にあったの

なので なんとなく

崋山に親近感がある

日本画家のことなんか知らないので

(高校で日本史選択しなかったからそのあたりの常識もない)

山本梅逸なんてのも知らなかったら職場で

美術に関係ない人に笑われたことがあった

さて

崋山だけど

田原藩の家老だったというのは知ってたが

それがどんなもんか

分かんなかったが

相当貧乏な藩

で崋山の家もすごく貧乏で 兄弟は他所にやられてそこで貧困のあまり死んでしまったりする

絵を売って家計を助けたというのも

そうしなければ乏しい俸給では家族を養いきれない

というのは藩内の身分が高くてもそのようなあり様というのでは

じゃあ貧乏なお百姓さんはどんだけ苦しい生活だったのだろうか

と思ってしまった

10代のころに富裕な藩主の行列に出会い

人ごみに押されて行列の武士とぶつかったら

ぶちのめされて

その大勢の武士に守られた藩主は自分と同年輩なのに

と身分によって貧富の差によってみじめな思いをすることについて

嘆いた文が残っているそうで

生まれ落ちた場所でこうも運命が変わるかよ

というのはいつの時代も変わらないなあ

と思うけれど

その表現を誇張するために 事実をゆがめて

嘘が入っている

というのだ

実は 同年齢ではなかったそうだ

年頃は変わらないのに!という演出をつけたというわけ

ちょっと笑える

なんかね武士のくせにそのての演出つけるのか

ということは身近でもよく見るので

わたしには許容範囲だ 

(こういうことって相手に対する感情によって許容するかあげつらうか

代わるものだわよね それもおかしい)

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やった!1キロ泳いだ!

2013-07-25 13:14:47 | ただの記事

朝10時におばさんを美容院に置いて

プールへ10時15分に着いた

お迎えが11時15分だから

プールにいられるの11時5分までいい?

と聞いて

まず泳ぎ出したのだが

すごい水流に逆らわねばならずちっとも進まないぞ

何しろ小さいプールで3レーンしかない

中央が泳ぐレーン

今日は両側を団体でつながってガシガシ歩く人々で

銀座通りみたい

そういう風に掻きまわすから水流ができるのよ

Img474


青いのができている水流

赤いのが私が泳ぎたい向き

このプールは20メートルプールだから

25往復で1キロ

まず10往復した 15分も掛かった

体が冷えたので

ジャグジーに温まりに行って 5分

今度は15往復休まず行こうと思った

一緒に泳ぐ人が居て

若い男平泳ぎこれが私よりちょっと早い

若い女の子クロールかなり早い

この人たちをやり過ごすために4回立ち止まったが

15往復大丈夫だった

もういくらでも泳げる感じ

泳いだのはクロール中心 平 横 背 も少し泳いだ

勘定間違いがあるかもしれないと1往復足して時計を見たら

11時 1キロ泳ぐのに40分かかったが ま そんなもんだろ

残りあと5分だ

ジャグジーで温まって出た

武蔵の姿が見えない

受付に聞いたらもう出たというのだ

全く!

仕方がないので美容院に歩いて行ったら

駐車場で車の中で本読んで待ってる

その美容院の出口の段が高くて手を貸さないと危ないのに

そういうことに気が回らないから

男はダメだ

さて

昼ご飯に蕎麦食べに行こうという展開になり

武蔵は道の駅の蕎麦どころ?

というがおばさんと私は宮山公園!と言った

武蔵は前におばさんと宮山公園で食べたら蕎麦が固い

と文句が出たので

道の駅にするか?と言ったのだそうだ

然し

蕎麦は宮山公園のほうがずっと味がいい

そのそばは温泉も同じ

観音寺蕎麦(観音寺川が近くをン上がれるから)と言って

石臼挽きという売り

山里さんはうまい蕎麦はどこもうまい

というけれど

微妙に味は確かに違うよ

で今日は武蔵とおばさんは暖かい天ぷらそばを食べたので

固くなかったそうだ

わたしは硬い口触りの蕎麦好きよ

冷たいのを食べた

美味しかった!

おばさんの奢りでした

(世田谷松原方言 おごるを おもると言いました  子供のころ)

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ドナルド・キーン著「渡辺崋山」

2013-07-25 08:54:54 | 日本の本

渡辺崋山この本読むか?

と貸して貰ったので読んでいる

書いた ドナルド・キーンって 誰?

知らなかったが

日本人より日本に詳しそうな人だった

アメリカ人 2012年3月8日日本国籍も取得

名前を漢字で書くと

鬼 怒鳴門 あ これが雅号だそうだ

鬼怒川と鳴門からとったというが

字面の暴走族っぽいので話題になったのだそうだが

全然知りませんでした

御年おばさんと同い年89歳

大震災の起きたとき

日本にいた外国人は多くが帰国したけれど

勤め先のコロンビア大学を退職後日本に移住するぞ

永住するぞと表明し

被災地も訪れて激励して歩いたそうだ

それでコミュニケーションリーダーシップ賞を受賞している

で 9月には引っ越してきたそうだ

そういう人が書いた本か

最初は崋山の書いた文もそのまま載っているので

(後ろに訳も載っているけど)スラスラ読めなかったが

いろいろ面白いことが出てくる

あとで 書く

さて今日はおばさんは美容院にいく

美容院は駐車場が狭いのでわたしは連れていけない

美容院は驚くほど穢く足場が悪いが

武蔵は配慮が足りないから援助が足りない

というわけで二人係でお連れしまして

おばさんがきれいになる間 泳ぎます

美容院は温泉のそばです

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 面白いなあ

2013-07-24 21:08:17 | 絵画

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あっはは

こっちは全面改変だよ

やっぱり 人間を描くのは面白いなあ

写真と絵と何が違うか

写真みたいな絵を見ると

こういう絵を描くなら

写真でいいじゃないか

と思う

こんなのより

1373034846

  写真のほうが ずっとリアルだぞ

と言える

あら?

雄蕊の形 違うのね

色によって違うのかしら?

見る人から見たらそうかもしれないけれど

描く方からすると

描くのは いろいろ読み取るわけでね

写真を撮る時は

絵を描くようには見ないだろうし

描く側からはそこが面白いのだけれど

見るほうは

迷惑か?

ま いいや 人のことなんか 知ったこっちゃない

今日はもうお尻が限界なので

また明日にする

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