な~ンチャってね
わたしは退職後の暮らし
相当面白おかしく暮らして居る
わたしはそう長命な家系ではないので
残り時間は少なそうで人生面白いこと味わいつくせないまま死んでいくのだろうなあ
と
みみっちく考える
子供のころ親は私にどんな人生を夢見ていたか
父は貧しかったのでくいっぱぐれなく豊かに暮らしてほしいと思ってたみたいで
算数が好きな私に税理士という仕事があることを話して
能力に見合ってるかもしれない
食いっぱぐれない仕事だぞ
というようなことを言ったことがあるが
読みが浅かったね おやじ
私が算数が好きで得意だったのはパズル感覚で
そういう仕事には几帳面さとか分類能力とか
いるんじゃないの?よくわかんないけれど
ごみ屋敷生成才能のある私には無理よ
母はともかく男に頼らないで自力で生きていけるようになれ
というのが願いだった
ともかく二回の結婚で幸せになれたとは言えない人生だったから
男は頼りにならないわよというのが信念だったのよ
で子供の私が心惹かれたのが
芸術の分野
中学生の時に学校から国立博物館に連れて行かれ
ゴッホ展を見たときの感動が圧倒的で
絵描きさんてすごいことをするんだなあ
と憧れでいっぱいになった
この時の本心は ゴッホという人が
遠いオランダやフランスで昔表現したものが
日本の幼い自分にこんな衝撃を与える
すごいなあと 芸術のパワーって すごい
と 強いものにあこがれるのと似た心理
自分自身は絵を描くのは好きだったけれど
小学校の時は図工の先生に嫌われていたし
自分はあまりセンスのある方じゃなかったし
中高と美術の先生は何の良い影響力も及ぼしてはくださらなかったけれど
・・・・
それでも音楽を聞いたり 演劇を鑑賞したり 絵画を鑑賞したり
本を読んだり
そういうことは ご飯と同じくらい 必需品で
暮らしてきた
・・・・
味わいつくせないほど 面白い!!
だから今お絵描きサークルに入れてもらって
絵を描く老年生活は飽きることがなく
モチベーションは途切れることなく 面白い
なぜか
それはさ 常に新しい視点が開けて
新しい世界が展開してくるから飽きない
そうだ! 芸術とは何か
それは常に新しい 常に革命的
しかも それは 表現者だけの話ではなく
芸術をご飯みたいに食べるというのもそういう美味しさがあるということなのだわよ
今渡辺崋山を読んでいてもそう思う
この人のことを読んでいて
人物画について 新しい視点がどんどん広がってきた
これは佐藤ー斎像
↑はその画稿の2
人物画について考えることはそのうち
時々記事の方に書く