さきこさん メール開けてよ!
昨日は相変わらず臨時会場でKINU洋画会
いつもつくぁせてもらった公民館はまだ修理もできず
草が生い茂り始めたって
大塚先生のお勤めの高校の校舎も
使えるところを使っているけれど
建物がはなれちゃったところは
=危険 立ち入り禁止=となっていて
美術室の石膏像が崩壊してしまって
受験する子たちが困っている
また買うには70万円いる
とおっしゃるから
石膏像復興チャリティー展覧会やって
KINU洋画会員が絵を出品して
一枚1万円で絵を買ってもらって
石膏買う資金作ろうよ と言ったら
「だれも 買わね~~!!」
そうだなあ
しょんぼり
さて描いていた絵
これは この間スケッチに行った五行川
この絵はこれで おしまいにしよう
これは
帽子を描くつもりが
自画像になっちゃって
私はもっとかわいいのだが(ホホホ)
どうしてもこういう むくれっつら になっちゃう
もうちょっと描いてこれも早く終わりにしよう
私は 次は 質感の違いを描く絵を描きたいんだ
さて
ロンゲラップ島(第五福竜丸の時と一緒に被爆した島)の話を読んで
気持ちの底に
やりきれないものがあったの
その正体がだんだんわかってきた
原発がたてらていくいきさつをいろいろ読むと
札束で ほほをひっぱたくようにして 人を乞食根性に陥れる
田舎は貧しい 過疎地は先が見えない貧困にあえいでいる
のだろうか
わが田舎も 息詰まるような 乏しい暮らしとも思え
里山の豊かな自然で楽しいともいえ
まあ
若者は暮らしたがらない
働き口もないし 未来が見えない
そういう感じ
そこに札束!田舎だってうまいことやりたいものは
うまいこと利権に群がり 公共事業にうまいこともぐりこみ
そういうものは金持ちかもしれない
額に汗して働く農民はペットボトルの水より安い値段でコメは買いたたかれる
今回の事故で農業も漁業も補償はしっかりやってもらわなければいけないが
農村漁村が その生業で食べていける
労働の成果を自力で生み出せるような そういう補償を求めないと
腐っていく
避難していって そこで ちゃんと働けるようにしないと暮らせない
私などは 生まれてから 転々と引越しをしてきて
故郷がないので
故郷がない状態になれているけれど
その土地で生きてきた人にとって
そのほかでどうやって暮らすのか 途方に暮れるよな実際
それでも
もはや 失われた故郷は 還らないかもしれない
それでも 自治というか 自力で生きるというか
そういう復興 そういう避難の暮らしを作らないと
原発建設の時 札束でひっぱたかれて
麻痺したように
暮らしそのものが根こそぎ奪われてしまう
ロンゲラップ島の話を読んで思ったのはそこだった
暮らしそのものが無くなってしまい
島の文化が途絶えてしまったのではないかと
苦しかったのだわ
復興 復旧 除染 そういう作業の中で
自立的な暮らしの再建を見通さないと 大変なことになるなと思った
年金生活者が偉そうに言えないけれど
お姉ちゃまにもほめていただいた
お薬ちゃんと飲むんだよと言っていただいた
妹にしていただいた気分[E:heart]