遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

A先生

2013-09-24 03:05:06 | ただの記事

A先生を囲む研究会って

 なんじゃ?

 と思いつつともかくA先生を見たいから出かけ

 剣道についての話は わけがわからなかったけど

 最初 まず 一言講義がA先生からあって

 古来から伝わるものの考え方についてお話があってから

稽古が始まった

 聞くところによると

 この会には近隣のいろいろな剣友会の猛者が集まってくるもののようで

 交流研究会みたい

 A先生はご自分の道場をお持ちのようだ

じゃ

 この朝日道場との関係はどうなのか?

 何時もつるんでいるからてっきりA先生も朝日道場の所属かと思ってた

 朝日道場の名誉教授みたいなものらしい

 稽古のあと

 第二道場と彼らの称する控室というか

 飲み会場所では

反省会という風ないろいろ意見の交流があるんだけれど

 A先生も自分の今日に稽古について

 皆に意見を求めた

 意見を言ったのは二人だけ

 館長ともう一人おじさん

 館長は自由にいろいろ言う

 A先生は おおそうか 自分じゃ気付かなかったなあ

 などと ニコニコ聞いておられる

 武蔵に振られると 武蔵は畏れ入って申し上げることなんて

 自分にはわかりませんなどという

(武蔵はこのメンバーのなかで年齢はA先生の次の次

 段位はA先生と一緒で7段 でも その段の中では 下位だ)

 だから 武蔵のこの態度は 私から見ると!!!??そう来るんだ?

 と思うものだった

 あとで 若い人が(って結構中年以上の方)

 意見を言えって仰られてもねえ

 自分のような小僧が 云えねえよなあ

といってた

 垣間見るに 剣道の世界は

 ものすごくヒエラルヒー―が厳しいようだ

 そういう世界で 武蔵は へりくだるのがうまい奴だ

 これは おそらく 疎開っ子としてこの田舎で生き抜いてきた間に

 身に着けた処世術ではないかと思う

 館長は剣道界のそういうヒエラルヒーに胡坐をかくやつらに反発して

 段は取らないで(5段くらいで取るのをやめた)それで

 おおいに威張ってる

 (強いのは誰もが認める腕の持ち主みたいだ

 今ではこの世界で 館長の考え方も一目置かれているみたいだ)

 武蔵もずっと4段だけで 高校時代の先生が段を取ることを抑えたという話をしてたが

 館長なんかと なんか つるんで思うところが若者時代あったかもしれない

 (館長は武蔵の若者時代の剣道仲間の弟)

 武蔵はだから年取ってからバタバタ昇段していった

 

 わたしが感動したのは

 その間のA先生のおふるまいだ

 本当に泰然とニコニコしていらっしゃる

 好き勝手に話す館長も武蔵みたいなのもやっぱり

 うるさい変なおやじも皆

 従容と受け止めている

 なるほど 大物だなあと思った

 この田舎に来て

 ともかく私はエラそうな奴に辟易している

 すごくエラそうにするのが好きな奴が多い

 わたしはそういうある人のの逆鱗に触れたようで私をいじめたくなったらしい人に出会い

 わたしの代わりに私の周辺の人をいじめたのに出会って

 仰天して縁を切った話

 前に書いたけど

 ともかく田舎で暮らすには

 その人のプライドや矜持は さわらぬ神に祟りなしを処世訓としないと

 ダメだなと思ってきた

 (でもつい いらないこと言っちゃうけど

 武蔵になんか言いたい放題だけど)

 然し A先生のように ふんわりした人とお近づきに(なる気だよ私】なれて

 よかったなあ

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