遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

昨日の笠間の模写講座

2014-07-13 06:00:56 | 絵画

昨日の課題はユトリロ

午前中は ユトリロについて講義

午後模写

そこで面白い話を聞いた

笠間日動美術館は

オーナーの長谷川氏がユトリロのパレットに描いた絵 が

ユトリロの画商に贈られたことから

画家のパレットを欲しい!

と思い

氏の古希の祝いにサプライズで

パレットをたくさん巨匠たちから贈られるという

ことがあり

それでパレットをみんなに見てもらえる美術館を作ろう

と ココ笠間の地が故郷なので

パレット展示のための美術館として

建てられたのが 笠間日動美術館の発端だったのだそうだ

私たちが笠間で講座を受ける部屋は パレット館の5階なのだ

いろいろな絵の中から

模写するのは↓の絵にした

この塔の中心線狂ってるのそう描くのかあ?

なんて生意気を言いながら始めた

貰ったカラーコピーはもうちょっとグレーっぽかった

模写とは言えない

ちょっとマネして描いてみるという程度だけれど

でもいろいろわかることが多く

面白かった

Img_0107

このえ面白かった

建物が向きがずれているから

すごく面白い空間になっている

わたしはユトリロの絵のマン面とト細い線の組み合わせが

絶妙 という絵を模写してみたかったが

そういう絵もあったけれど

これは恐ろしくキッチンとした絵で

上の方が面白そうと思ったのだ

ユトリロの絵って

垂線は傾いてるし

向こうに行く線もずれていく

多分これが 酔っ払いだからかもしれないけれど絵の魅力でもあるんだろうな

と思った

比の取り方とか 形が作るリズムとか

そういうのは絶妙だ

細い線と面の組み合わせも

でもそういうことは講義には出てこないし

大塚先生が見回りながら

こう描きなさいと盛んに言うのは色の置き方の手順で

人によって頭の構造が違うなあ

というのもよくわかって面白かった

大塚先生は私のところに来て

大橋さんにしては珍しい

って

言いたいのは 色の置き方が間違って

明度について気配りが足りない

と言いたかったようだけれど

フフフ 手順は違うんだってば

と 内心持ったが師匠だから逆らわないで無視

帰りに図書館に30分くらい寄った

今日は彩友会と思い込んでいたが

無かったので 午後図書館に行く

午前中は家事やらないと

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