遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

アートセラピー続き

2013-10-11 11:23:21 | 教育

概念砕きの続き

量感画というのは

見るだけではなく5感を使って描くみたいなことを言ってた

リンゴは持って触って食べてにおいをかいでと

まずその中身を描き始める

という描き方で 参会者に描かせるというもの

↓のおばあちゃんは認知症で絵を描いてもすぐ書いたことも忘れちゃう人だが

結構リアルに上手に

量感あるリンゴを描くので

この方法が素晴らしいみたいに見えるつくりの番組だったが

このおばあちゃんは

病気になる前は絵を描く人だったよ 多分

テレビって そうとうう加減

然し 中身を中身の色を想定して描いてから

絵を描き進めるって

上手くいく方法だな

茄子で考えればそうだな

これはパソコンで描いたへたくそな茄子

水彩やクレパスでさ

淡い緑の下地があったら

いい色になるよ

リンゴやお芋皆そうだ

かぼちゃも

じゃあ

人間は?

血の色で描いてから描く?

これはローカルカラーというか 色の概念を 知らず知らず

砕くやり方

新しい絵の会の実践にはそういう考え方のものが多かった

概念を砕くことが必要な場合 必要じゃない場合

これは

Kさんと話し合ってみよう

彼女はご自分の概念的なとらえ方について

いろいろ言われたって固執する気持ちがあるのだと

訴えておられて

概念 というものについて 話は途中だったのだ

でも

これで思い出すのは

色をうまく使えないことについて

ある先生が 補色で下地というお話を下さって

こういうの

結果は 今は分かる でも K

さんもだ 私も 頭が理解できないとちょっと抵抗があったりする

臨床場面ではそういうことはないのだろうか?

も一つ

ネガポジ画という方法もあった

例えば柿を描くとき オレンジの紙に描きじゃないところから描き始める

そうやって 発想と視点の転換をさせ

(だいたい柿を描くと牡蠣しか見ないで周りの空間を意識しないから

というのだ)

新しい発見があるでしょう?という手法なのだけれど

わたしは周りから規定するようなもののとらえ方は嫌いだから

これは嫌だ

続く

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