陶器と果物という課題だった
磁器ではダメだと思い 白い陶器がいいと思ったのだ
黄色とオレンジと赤を色鮮やかに描きたかったから
それで用意していた陶器
かいらぎの入ったもの
準備してたら武蔵が目を向いた
武蔵が購入したものらしい
作家もので高いんだって
俺の焼いた器持ってけというのでやだ
武蔵のは黒いからやだ
というと ちゃんとバスタオルにくるんでいけ
割るな という
ハイ 割らずに持って帰ってきたよ
この器人気で
いちいち朝の夫婦喧嘩を再現して皆に聞かせた
彩友会の会長さんが
これ面白いね 貫入というんだっけ?とおっしゃったが違うこれは
なんてったけ?と
かいらぎという語は出てきたが自信が無くて家に帰ってから調べた
かいらぎでいいのだ
なんでそんな言葉 私知ってるんだ?
本家の朝鮮では 失敗としていたこの釉薬の縮れ
日本では景色として珍重するよな
しかし 絵にかいらぎの魅力を描くのは 短時間の早描きじゃ無理だ
円の繰り返しで画面を作ろうと思ったが
見て描く絵だと
どうしても見えているののにこだわって考えることが中途半端になる
あとで 仕上げる