上田のこの美術館は
戦没画学生の作品を集めた美術館で
この建物に入ると
絵を描きたかった命を戦争で奪われた魂の呻きが
満ち満ちている
(感じじゃない 本当だよ)
この美術館を建てた
窪島さんが去年病に倒れたって
知らなかった
この方は水上勉のお子さんで
長く親子の再会はなく
なんか そういうのは ニュースになった
検索すると 酷い話がいっぱい出てくるが
なんかな 私なんか 自分とダブるところがあって
すごく複雑だ
育ての親との確執なんて 実の親子でもあるのだが
義理の親だと 恩知らず という言葉が背後から押し寄せてくる
他人が親子の間のことなんかとやかく言うことかと思っちゃう
出てくる文章には貧しい養父母に育てられた
とあるけど
梅中の後は海城高校に進学している
貧乏だったら私立には行けないって
それだけでも 窪島氏への悪口の信ぴょう性も疑われる
ところで 窪島氏は松原で育ったからね
小学校は2年先輩ね
もっと絵を描きたかったであろう 学生さん達の魂のうめきが凝縮されている作品がいっぱいありました。
この美術館を建てられたのは水上勉のご子息だったのですね。そこのところは記憶からすっぽり抜けております。
戦争は多くの前途ある若者の才能や命を簡単に葬ってしまいました。 戦争は最悪です。