遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

表現

2013-12-11 06:35:00 | ただの記事

これはへのメールに書こうと思ったけれど

お友だちにも伝えたいことなので記事にする

前段の青字は読み飛ばしてください

うざいけど説明文です

フランス語を翻訳した文章に苛ついて送ったメールに来た返事への返事です

今二冊図書館から本を借りている

現代の芸術と批評叢書 これにコクトーの芸術論が乗ってて

頭が混乱して

今わたしは馬鹿になってる

もう一冊は

世界短編名作集(新日本出版社)のフランス編2

アラゴンと コクトーで検索したら閉架書籍にあって借りてきた

アマゾンでも買えないくらい古いみたいだ

これにアラゴンの「1943年の告解者」というのは1943年だからね

私が生まれた年のフランスかあ

と思って読んだが

だめ キリスト教のこと

フランスのムラ構造がわからないと

ちっとも鋭く入ってこない クソ!

と思った

さて アラゴンだけど

わたしは若者時代は放浪していて

かなり大人になって女の身で

放浪してちゃこの先 生きていけない

学校の先生になろうと思って

そういう大学に入った

70年安保や東大闘争で学生がワンワンしていた時代

高校生の時は60年安保で学生がワンワンしてたけれど

その時は耳にシュプレヒコールの声を聴きながら関心もなく

社会科研究会の同級生たちがデモに参加するのを

校長先生が

あなた方はまだ高校生ですからね

見学をしてくるつもり位で居なさい

けがをしないようになんておっしゃったのに

樺さんが亡くなって仰天したのを覚えている

で70年安保闘争の時はいい大人がねえ

何も知らないわけにはいかないじゃないの

だから安保条約のことやら地位協定のことやらは

当時の学生らしくちゃんと勉強した

それで

あるとき芸術系学生の平和を求める集会が

芸大の奏楽堂で開かれたのに参加した

1changeimag

ここでアラゴンの詩の朗読があって

頭の柔らかいわたしは いたく 感激した

今 ↑の短編を読んでもどかしくて身をよじるのが 悲しいのよ

ところで この奏楽堂の集会では

シュプレヒコールも〆にはあったと思うけれど

主張の表明などは

学生の作った詩の群読があったりして

表現の多様性ってのに目覚めたんだわよ

・・・でもその後眠ってるけど・・・・・・

先日娘が参加した大デモというのは ロックやラップの世界を生きる

若者たちの表現ではなかったか

と推測してこの奏楽堂の集会も思い出した

あ この後 提灯デモやって 上野界隈練り歩いたんだった

ここから先 読まなくてもいいです

あて

そうだ 図録のフランス人がかいた解説の翻訳が訳わからないのは

書いた人と読む人の間の

知識間のかい離が大きすぎるからだわ

だいたい翻訳する人は 一回 あまり知識のない

読者に乗り移って 文章なんて 誤訳!という攻撃は恐れず

中身を十分消化して自分の文章で新たに創作するぐらいにしてくれないと

読むほうは分からん!ということになる

ま そうもいかないだろうけれど

だいたい

翻訳する方の頭の中身がフランス人なんだよ!!

と 当たり散らす

また 頭が柔らかくなったらね 読むよ

わたしはだから 昔から アラゴンというと

わけもなく 好きなのよ

クロッキー

ピカソ とアラゴンで

結びつく画像がないか検索したら

何でだ?

私のクロッキーが出てきた

さて早起きできたから

ご飯の支度して

早々出かけよう

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