遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

今日の講座はクレーに学ぶ

2016-11-12 06:10:12 | ただの記事

というわけで 理屈っぽいの受け付けない

などと言いながら

予習中

さっきは バウハウスのクレーの部分読んでいた


バウハウスでクレーは美術教師だった
この学校はドイツ
のちにナチスに廃校に追い込まれ
クレーも追放された

 これの解析の授業とか


ともかく言葉にするとやたら理屈っぽく感じるけど

大事なことはいくらかわかってきた

私がまだ若かったころ

 

ここ田舎に遊びに来てこの絵を描いた

それを 我が家やおばさんちを設計した建築家に見せたら

気持ち悪い絵だ と一言

うんと傷ついたが 意味は分からなかった

その彼は バウハウスの話をよくしていた

関連がよくわかってきた


多くの人は 私と同じ頭が固いから

上の風景画みたいな絵を絵だと思っちゃうよ

武蔵なんかもかなり頭は固いけど

なぜそうなったか

日本の美術教育のせいだよ

責任があるなあ


でも 私は思春期が専門だけどさ

思春期は知覚的リアリズムから視覚的リアリズムへ

という発達過程にあるというのは普遍的な話だけど

今思い出した

研究会で小石川高校の美術の先生とよく話した

(小石川高校というのは ヘンな言い方だけど

第●学区で 東大コースのトップ高・・今は言わない

学校群以来変わった)

そこの子たちで 知覚的リアリズムの中にいる子への指導について

話したことがあった

美術で言う認識能力の発達って一直線上で考えたら

間違う


クレーは さかんに幼児期の自分の絵を研究した

そこに貴重な世界の把握の窓口を見出したんだと思うよ


クレーから学ぶことはいっぱいあるね

だいたい

セーター編むんだってミーハー精神で学んで編んだんだが


フフフ 今日そのセータ~着て行こう


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