長年暮らすうち
わかってるようなわかっていないような
ともかく
時々 許しがたいことを言うことがある
もういやだ さよならよ とも思い 殺してやる!と思うこともある
そういうたぐいの一言を夕べ武蔵は言った
当人はそういう一言を言ったということに気付かない
これまでもそうよ
会話はするすると流れていくが
もう
同席もしたくない気持ちで すいっと 離れます
もうだいぶ甲羅に苔むしてるからね
何回も抗議もし 泣き叫び それでも通じはしない
所詮男はそんなもんだ
どうせ他人だ と シッシと 追いやる
たぶん逆もあるのよ
知ったこっちゃないわ
長年の夫婦ってそんな風かな
はた目には できた旦那様で 何でもやってもらって
いいわね なんていわれるが
そうでしょ?とニッコリもするが
所詮他人よと(実は肉親にもそう思う)
自分のバリアの外に追いやってこれまでやってきた
それでも お互い便利だし面白いしするからね
でもなんとなく 武蔵は私のことはわかっているつもりでいるような気がする
安心するのは上手だからね
ピカソの夫婦関係をいろいろ読むと
こんなに相手を取り込もうとする夫婦関係では
私は発狂するなあ
偉大な芸術家は こういう風なのかなあ
あたしはダメだ ハートの中に愛情が足りない
遊さんとこだけではないよ
ナツさんが今に書くよ。
うち?
もう少しで完璧になるよ ハハハ
ヒヒヒヒヒ