右の絵はクールベの
「画家のアトリエ」
友達が
なんで
クールベがリアリスムの画家なの?
というので
考え始めて
わからなくなった
↑の絵なんか クールベの偉そうな考え方(主張)を表していて
ちっともリアリスムではない
私はクールベって 嫌い
すみません 好きな人
それで
いろいろ考えたんだけれど
そもそも科学的にものを考えようとし始めるようになったのって
19世紀半ばごろからじゃないんだろうか
ガリレオとか ダ・ヴィンチとか 昔もいろいろいたけれど
社会全体が 科学的に物事を検証して とらえていこうというのは?
私たちは学校教育で科学的に物事を順々にわかったり考えたりできるように
教育されてきた感じがあるから
なんとなく 科学的方法の中で暮らしているような感じがある
(嘘だけど)
そういう教育を受けるようになったのはつい、最近の話だろうなあ。
19世紀には
写真が現れて 目に見えるものを「科学的に」分析できるかも
と 印象派だとか 点描派だとか出てきたかもしれない
産業革命だの技術革新だのというのも
科学的な物事へのアプローチがなければできないことだし
19世紀の若者が小説で見る限り
科学者になりたかった そういう若者が出てくるのは
それ以前にはなかったことなんじゃないかな
そういうことと
絵画のレアリスムは関係が深そうだし
レアリスムと階級制みたいなものの関係が深いのも
当時の市民階級や労働者階級の急激な成長と
きっと関係が深いのに違いない
クールベを嫌いなのは
なんか ものすごく自己が肥大している人のようで
嫌い