遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

茨城の野菜について

2011-03-27 09:52:18 | ただの記事

だんだんわかってきた

政府は風評被害を防ぐために 出荷制限摂取制限を出したんだ

と言ったとき

なにい!?其れこそ風評被害を広げるものじゃないか

食べてもさしあたって大丈夫だというものをなぜ?捨てさせるのか!

怒りまくった

たぶん血圧上がった

 

でも この汚染数値は出さないわけにはいかないだろう

出荷制限もしなければならないだろう

というのは

私が 西のほうの住人だったらどう思うか考えてみてなるほどと思った

中国野菜の農薬の問題が出てから

私は中国産の野菜は買ってない

消費者ってそういうものだ

まして

政府が本当のことをどこまで言ってるんだ?と疑い始めて

この出荷制限で

実際はもっとひどいことなのかもとか

やっぱり 事故を終焉させるのはそれほど先行き真っ暗か

と思った

この野菜について

数値に嘘を言ったり

安全ですというのは確かに安全だろうと思った

でも

一般消費者は該当県の野菜は買わなくなる 

一部 こんな時だから買おうよという人もいるけど

(日本人は優しい)

 

でも  こういうことは当然のことだ

 

いざ

渦中の地域に住んでみて

ほうれん草もパセリも食べるよ

よく洗ったり 茹でこぼしたりして

もうここにいなければならない

ここで暮らす

と決めたら  そういう風に考えるようになった

他所の地域の方は 農家の苦悩を思ってくださって

たとえば茨城産のものを買ってくださろうとしてる

 

住んでいる人間は 買うんじゃなくて取ってきて食べてるからね

違う側面があるの

放射能が降ってくるのも野菜が汚染するのもそれが 今

自分の現実だということ

そこでこれで行く  という暮らし方はなんだろうと 考えるわけです

 

風評被害が広がって

関東近県の農業が立ち行かなくなったら

首都圏 困らないか?って思ったけれど困るかもしれないし

ほかに食べるものはいくらでもあるかもしれない

 

風評被害が広がるってこういうことかと

やや当事者になって わかった

これまで私は よそ者で 都会の消費者で

そういうことが自分のことには感じられなかったということです

 

とりさんがコメントで

ほうれん草食べて大丈夫?と聞いてくれた

真面目に心配してくれたんだと思う

私の答えは決してとりさんを安心させなかったと思うし

私が大丈夫よよく洗うし茹でこぼすものだし私は年だし

と言っても

不安を感じられたと思う

それは 何も茨城のものを無理に食べなくていいし

あまり見かけないし

という

場所にいると 思うことができる 不安

 

私が中国野菜を買わない不安と一緒だ

 

こんなことを思うのが 北関東東北だけで済むように  祈るばかりです

 

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