遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

デッサン

2013-12-16 04:44:05 | 教育

昨日の忘年会で

男のYさんが

先生にさんざんデッサン力がないと言われた

そのくせ チットも教えてくれない

それで水戸に先生の先輩に習いに行くようになった

というように言ってた

女性のNさんと同じ先生についている

今二人はセザンヌ風の絵を描いている

Nさんの方が 頭が柔らかそうだ

5,6歳若いからかな?

わたしが生涯学習系で デッサンってこだわると

絵は上手じゃないといけないっていう弊害があると思う

と言ったら

じゃあ 婆と爺は 絵は下手でいいってことかよ!と

怒らせた風

Yさんは 上手に絵が描ける方なので余計そう思うけれど

先生はいつも デッサン力が足りない

っていうんだそうだ

狙いは何だ?

デッサンというと だいたい訓練を積んでない人は(積んでても)

正確に形を取れることだと思いがちだ

視覚的リアリズムってやつ

これを身に着けるのは思春期だと思うけれど

多くの美術教師はそこに着目して教えてない

という話も出た

そうだね 私も中学も高校も先生は課題を出すだけで

教えたりしない

わたしは教えてきたけれど

それでいいと思ってきたけれど

どうなんだろう?よかったんだろうか?

絵は上手じゃないといけないという子供を育てちまったかもしれない

・・・

生涯学習系のデッサンというものをちゃんと自覚してもらうのがいいのだ

多分

だいたい 形を正確にとらえるなんて

なんの意味もない言葉なのだから

最早大人になった人々はimpression とexpressionn両方を追求するように

それは人によってとらえ方が違っていいので

自分のものを探せるように誘導するのがいいのかもしれない

WIKIで見たら

デッサンは基礎である的な描き方がしてある

それで木炭デッサンだの鉛筆デッサンだののことが書いてあり

デッサンはもう必要ない という癖に自分は若いころ精進したではないか

と書いてある

・・・

しょうがないな・・・

実際問題として若いとき精進したとして 多くの天分のないものは

多分石膏デッサンだけで50枚は描いているだろう

一枚に掛ける時間は平均すると12~15時間くらいだろうけれど

試験の時は6時間くらいで描くんだっけ?

そういうことが 爺婆に必要か?可能か?

それでいてそれは結局私が大学に入ったら

脳みそ洗って出直して来いと言われるような 垢がつくだけの話で

そこからまたデッサンの修行が始まるので

生涯学習系にとっては意味ないと思うけれど

男のYさんなんか 多分優等生タイプだから 未練があるんだろう

ゴーギャンも日曜画家だったものな

あれでアカデミックな訓練に明け暮れたら

あの魅力ある世界は 出なかったのだろうもの

今度うまく男のYさんと話せるだろうか

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