ここ数日あわただしくて
書こうと思ったことを書いてないので忘れそう
短編集「風花病棟」のなかの”震える月”の章
これは
泌尿器科の医師の話
ベトナムの学会で
ベトナムの医師と出会う
その人は父親が戦争中に命を救った人の
子息だったというめぐり合わせという話
この泌尿器科の医師の父親もまた
泌尿器科の医師で軍医だったのだけれど
同じ科の医師になったとはいえ
この父子は殆ど口も利かない
疎い間柄の父子だった
この
「風花病棟」の”百日紅”の章でも
疎い関係の父子が出てくる
双方とも
父親の死後
息子は父親の魂に触れる出来事に会い
父親との関係が出来てくる話だ
これで
思い出した
「チボー家の人々」の中にも
主人公の一人ジャックが
疎かった父親の死後 書斎の中で
なくなった父親を感じとめ受け止めていく話があった
私の中学校時代
図書館の
二大人気小説が
「赤毛のアン」と「チボー家の人々」だったので
この話は
私の世代の人は皆知ってる話と思ったが
昨日聞いてみたら
そうでもないらしい
もっとも皆私より人世代若いものな
父親と息子
これは
嫁姑とも一味違う
永遠のテーマに違いない
私は女子なのでよく分からないが
それでも
抵抗ある父との関係は
父の死後 変化し続けている
母というのは中なっ木にいた立場なのだけれど
だから
父というのはかわいそうという気はある
だいたい
お産の仰天する痛みを体験しないって
気の毒
と言ったら武蔵は何も理解しなかったけれど
父と言うのもこれは面白い存在なのだなあ
うちの父子はどうなるだろう?
よさそうで難しいことがありますね
父子ね~父親は娘を大変いとおしがる 息子にはオトコとして期待して夢をかける お互いに遠慮がちの方がいいかな?~
これが一番
おばさんが発熱すると
歩けなくなるから
そりゃァ大変だから
しょぼくれてるけれど
しっかり隔離作戦です