遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

19世紀

2019-10-07 04:14:21 | 日記

興味津々のところ

この21世紀20年代 

多分世界史に残る時代になるだろうと思う

あるいは

核戦争にエスカレートして

もう人類滅亡となるやもしれない

とも思うけど


資本主義の黎明期からここまで

不勉強だった私は目を見開くことばかりだ

書評が出た

これ

東京新聞(10月6日)のね

書評のページはこっち


なるほど

学のある先生だと こういう書評になるわけだ

19世紀半ばのこの時代が

なぜ文学の黄金期になったか

ここのところ

興味津々

若者時代は ただただこのころの文学は

惹かれるままに読みふけったけれど

この作品集は 書評にあるように

精神病理 という面からも現代に通じるけれど

時代の協応(こんな言葉遣いおかしいか)

ということに

バベルの塔以来 関心しきり

東洋と西洋は まだ別世界かと思っていたけど

底に流れるものには共通性があると

少しわかってきたところ

武蔵が見てるドラマを私も面白がってみてるが

1860年代

 

壬戌民乱というのが出てきた

朝鮮の歴史なんか ほんと知らないだらけで

この後の 東党の乱ってのは教科書に載ってたような気もするけど

19世紀半ばというのは 世界が連動していた時代だな

と思うけど

日本は?1868年明治維新だ

この時代 現代への幕開け

・・・

ちょいと色々調べたら

当時挿絵入りの新聞 流行ってたんだ

きゃあ! もっと見たい

さらに検索してたら ガストンルルーの

黄色い部屋の殺人事件 の話が出てきた


私は子供のころから本読むのは好きだったのだけど

私の小学校には 地域の大金持ちが寄付してくれた

図書館があって 本 いろいろ 読めた

わが家は 親父が酔っ払い親父で

生活の面倒も見ないので

母が パン屋さんをやって 生活費を稼いでた

一角に今でいう イートイン(嘘一つテーブルがあるだけ)

そこで いつも食事してくおじさんがいた

近所に廃品回収業のところがあって

そこで 売る本を漁りに来る

古本屋のおじさん

(実は学のある人だそうで京大出だって)

本が大好きな私をかわいがってくれた

そのおじさんが 則子ちゃんは面白がって読みそうだね

といろいろ

本を貢いでくれた その一つ

 

ガストンルルーの

 

黄色い部屋の殺人事件

もう!はまった!

フランス文学との出会いはこれだった

と思い出したよ

(あ もっと小さいときに 少年少女向けの

レ・ミゼラブルも読んでたな)




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4 コメント

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バルバラ (カメ)
2019-10-07 11:12:31
バルバラは1817~1866だから明治維新(1868)には
もう死んでる。しかしL'Illustraionをよく探し出しましたね。
『蝶を飼う男』は5篇の短編からなる短編集だから、この5つをひっくるめて、これだけ小さなスペースに
書くには大変な苦労だったと思います。非常に心を打つところ等なにも書けないし。それでも、さすが専門家ですね。
Unknown (遊工房)
2019-10-07 13:52:29
やっぱりこの5編の短編
それぞれに現代に通じるテーマがあるし
表題の蝶をめぐってもね
ずいぶんいろいろ思いめぐらせた
でも ともかく
虫って すごい 癒しの天才だよね
ファーブルの昆虫館行きたいなあ
なかなか行かれない
筑波にもあるらしい
Unknown (花てぼ)
2019-10-07 21:45:53
東京新聞のこの書評見てすぐここにコメントしたかったのだけど。本はずっと前に買ってあるものの読もうとすると目が・・・で何度も二三行読んでは止め・・・していて、昨夜また最初から読んだら、うひゃ-、おもしろい!
そして最後のペ-ジに小貫則子さんの名前が・・・凄いね!
そして改めて知ったのだけどこれ、短編が五編ということなのね。
遅ればせながら、亀谷先生ご出版おめでとうございます。

今日は映画を二つ見て来ちゃった。「蜜蜂と遠雷」と「人間失格・太宰・・・」。
Unknown (遊工房)
2019-10-08 04:55:05
ここの三人ご同輩だわよ
だからほんと 本読むには目がきついよね
一番大変なのはカメだよ
後ろにある謝辞は嘘
だって
お互い頑固だからさ
持ち味は治らない
少し変わった風の言葉
これが彫琢された訳文 とあって
バルバラの世界を表現してるぞ って意味かと
目が開いた

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