遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

昨日のさだ まさしの歌以来

2013-09-22 05:16:48 | ただの記事

どうも 涙っぽくていけない

わたしは情愛が欠落しているのか

愛とか恋とかそういう話題はお酒位苦手ですけど

あの歌を聞いて情はなくても愛ってあるような気がした

思い出したのは父が亡くなる日の朝

母から電話があって

「お父さんね 死んじゃうかもしれない」

というのだ

「??!! 何?お母さんどうしたの

お父さん合悪いの?」

お父さんはずっと具合悪かったけれど

死んじゃうほどか?

「お父さんね 生きていけないみたいなの」

わけのわからない電話のあと

その日 母がお使いに出たすきに 父は縊死した

うちのおばさんは死ぬのを怖がって泣くおじさん(本当に泣くんだよ怖くて)を

抱いてしかりつけたりなだめたり

そうやって 最期まで看取った

(おじさんはおばさんより一回り以上も年上のお兄さんだ)

亡くなったのは武蔵の母が亡くなった翌日

皆が葬儀のために東京に出なければならないから

田舎から栗橋に連れてくる車の中で息絶えてしまった

わたしから見ると

男って本当に死ぬまで勝手な奴だと

ずっと思ってきたけれど

そういう勝手な奴に翻弄される女の人生って何さ

と思ったけれど

なるほど 愛って命を受け止めるってことか

生まれるとか死ぬとか

と思った

それは 女的な話ね

というと男にも反論があるだろうけど

おじさんは連れ合いには先立たれてるのよ

世間的には先立った女って不当に扱われるね

先立った男もか 

でもともかく命が生まれ命が終わるときに愛がかかわるのだなと思った

それだのに戦争は人間らしく死ぬことさえ奪う

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