遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

元興寺

2015-06-05 14:55:19 | 時々記事

ホームページ面倒くさいので

こっちに書くことにした


元興寺が世界遺産になっているわけをラジオでやってた

元興寺は行ったこともあるし

元興寺の薬師如来は ↓ 奈良博にあるけれど

奈良博に行くと ちゃんと必ずこの薬師に会ってくる

 

日羅の像↓と一緒に 

弘仁・貞観時代の彫刻の中でも好きなものだから

ラジオはフムフム聞いてた

元興寺は 元は飛鳥の法興寺(飛鳥寺のことだ)という話が出てきてだんだん記憶がよみがえってきた


元興寺は蘇我氏が建てた 奈良遷都とともに平城京に持って来て

明日香は飛鳥で飛鳥寺は残っているというのだが

上の二つは

弘仁・貞観時代(私みたいな婆さんはこういうが 今は平安前期というらしい)


そういう時代に

何があってこういう像が作られたのか

知らないままだった


少しわかったのは

空海が東大寺で受戒するとき 戒を授けた僧の中に

元興寺の坊さんがいたのだそうだ

今は世界遺産に登録されて脚光も浴びているかもしれないが

私が若いころはひっそりと観光客も少なく


ここは元は広大な伽藍があって とか

四天王寺式の伽藍配置だった

なんてのもたぶん聞いたんだろうが


蘇我氏や藤原氏のいきさつを思うと

これの歴史的な背景は調べたくなってきた



日羅の像は また謎が多くて これは日羅じゃなく

地蔵菩薩像だ という説が今は勝っているらしい


日羅なんて マニアックな人でないと知らんかもしれないけど

(そうでもないのか?聖徳太子の先生 百済の僧じゃないか?)

しかし私の子供の世代は知っているかも知れない

大化の改新を扱った漫画が流行ってた

あの中に出てきたような気がする)

ガゴゼ という妖怪は

元興寺 からきてるんだというのだけれど妖怪に詳しくないし

いまいち話はわからない


も一つ面白いことが分かった

元興寺にあった門のニ天は 運慶も模刻したものだそうだが

ともかく

それらも土一揆の焼打ちに会って燃えてしまったそうだ


思えば平安末期のあの南都炎上 ひどいよなあ

江戸時代には松永何が下焼いてるし


ISの文化財破壊のこと 居丈高に批判できない気になってきた


私のせいじゃないけど

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