遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

本のこと

2011-04-27 07:05:59 | ただの記事

本の処分のこと

いけないことを書いていたと思った

たとえば 避難所で 子供の本とか

持っていったらどうだろうとか

思ったりしたが

絵本とかは 読み聞かせで自分が使うので

処分はできない

 

この間 ラジオで 外国にいる日本の人が

日本語の本をどうやって手に入れるか

苦労話をやっていた

 

ああそういうところに送れば本の虫の人は読んでくれる

とも思ったけれど・・

プールに行くと 子供の遊びコーナーがあって そこに

本が何冊かおいてある

 

大人だって ちょっと何かあれば読みたいと思うだろうと

事務局に申し得たり

図書館に高見順の日記全集持っているけれどいらない?

と聞いたりしたけれど

図書館では いらないというし

 

今まで もらってもらえたのは

近所の中学校だった

そこでは 寝転んで本も読めるように

畳コーナーを作って 本箱を巡らせて

そういうコーナーを作ってくれた

 

あとになって 朗読をやるようになって

そこに持ち込んだ絵本 ちょっと惜しくなったりした

子供のころを思うと なかなか紙もなくて 本を作るのが大変だった時代もあって

本を捨てるなんて それは  考えてみれば

犯罪的なことだ

 

だから

こんなこと書いちゃいけないことだったと

思った     が

あの地震の後

家に帰ってきた息子は

ここにいたら  僕は死んでいた

と 崩れた本箱 本の山を見て仰天していたのよ

 

田舎のここに納屋があるときからここに本を持ち込んで

ストックしてきて

死ぬ前にいろいろ始末しなくちゃと思い

 

たとえば 教育関係の本 これは 現代には通用しないし

とも思い

あれこれ考えると

日本は 飽食のおごり高ぶった国に成り下がって

電気をいっぱい使って いっぱいものを消費して暮らしてきた

 

その挙句の 原発事故だった と思った

Img_0850

 

まだかたがつかない

Img_0851  

手塚治虫は

結局取っておくことにした

Img_0857  

生き残った本棚に とっておく本を並べている

この本棚も 余震のたびにギシギシいうから

撤去してよと

言われていたのだが今のところ

ちょっと 置き場にしている

ここの住人はいなくなったし

 

これから

こっそり片づけることにする

さて  環境センターに行ってから

Yアトリエ

あそこの近くが夕べの地震の震源地だった

アトリエは ものすごく揺れる建物なの

でも壊れないの

ガラス絵も壊れなかった

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« でか! | トップ | 今日は Yアトリエで お絵描き »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ここは図書館の様ですね、 (ゆすらうめ)
2011-04-27 14:24:42
好きなものは捨てられないんだよね
私も改めて使うか?(遊さんなら読むか?)使うかも知れない(読むかもしれない)
なんて、考えてるより手元に置きたい気持ちが先でしょう?
凄い財産。


ゆすらうめ様 (遊工房)
2011-04-27 16:57:56
おかえりなさい
今朝持って行ったのは120キロだった
サキコさんが 読んでくれるというので
選んであげることになって
少し良かった
でも画集や資料や手放さないものも多く
困ったものです

コメントを投稿

ただの記事」カテゴリの最新記事