花てぼさんのところで 懐かしい本を見た。 同じお年頃の方 懐かしいでしょう? このシリーズで 世界名作物語を読んだのです。 お向かいのおうちの お友達の誕生日プレゼントに 私がまだ読んでいない本を 母があげたことがあり それが 私の嫉妬初体験でした。 遊びに行って その子より先に読んでしまいました。 ブーイングを食らったのも覚えてます 「のりこちゃん、本ばかり読んでちゃつまらない!」 その本は「岩窟王」でしたよ。
この本は「小公女」です。
昭和25年発行です。
名前が書いてあるのは小学校2年生の私の名です。
この本が、
このシリーズで初めて買ってもらったものなので
持ち続けているのです。
この絵もよく覚えています。
キンダーブックの
屋根に落ちる雨の詩とともに
私には
屋根を上から見るというのは
心が遠くへ飛んでいく気持ちなのです。
セーラ・クルーは屋根裏部屋に閉じ込められているようで
この窓から思いもよらない世界が広がる
そこが好きでした。
表紙までも鮮明に御記憶ですね。
講談社のご本でしたか?
子供の頃の本まで大事に取ってあるからだね。
宝物だね。
これと小川未明全集ニ冊だけです
残っているのは
同じ年頃は、家業の仕事手伝いに追われて本を読む時間が有りませんでした。
就職して家業の手伝いを離れて、小遣いが続く限り本を買い求めた思いが蘇りました。
私も一度本棚を掃除してみよう。ブログの種が見つかるかも?
またご訪問させて頂きます。
よみがえってきますね
[E:book]
花てぼさん
私が触るとすべてがぼろになるのです。
そちらの記事を見て
私の本のぼろさに改めて
この手が
ドリアン・グレイを一気に老人にしたのと
同じパワーが宿っていたのだと思い知りました。
私は貧しく給食費も払えず
おやじさんは飲んだくれで
かわいそうな少女時代だと思っていましたが
本は読めたのですから
甘ちゃんなことでした。
私の小学校区のお金持ちが
立派な図書館を寄付してくれて
私は本を読みたい一心で
しばしば図書委員をやりました