今度 笠間の美術館のワークショップで
一日画家体験というのがあって
ルノアール
モネ
ドガ
の模写と言うのがあるんだが
いまいち触手が動かない
皆 参加する気満々なんだ
よく子供に おばさんたちってさあ
なんでこうも印象派好き?
明治以来 印象派にとどまってない?と馬鹿にされた
そんなこと言ったって
私 モネすごく好きだもん
ところで
考えてみると
ドストエフスキー
バルバラ
印象派
皆19世紀後半の話だ
ドストエフスキーの話を読んでいて
ロシアの中で 西欧の科学的世界観に対してのさまざまな動きの話が出てきた
科学的世界観 って何よね
私は育ってきたのがこの科学的世界観たらいうものが
真っ当な手段だと思って(自覚なく)来たのだなあ
と思った
そう考えると
印象派が それまでの絵画の在り方から脱出して
戸外に出て 光を描いたのって
科学的世界観に一歩足を踏み出したことだよなあ
と思い
19世紀後半って そういう時代だったんだ
共産主義革命が目指したのもそういうことだろうし
で21世紀の今
どう考えても 経済の仕組みも
科学技術の仕組みも
社会の仕組みも
愚かな人間の欲望のせいで
科学的世界観は 偉そうで賢そうで 全然ダメじゃん
と言う時代に突入したな
と思う