今昔物語って
断片的にしか読んだことがないけれど
面白いな
平安末期に成立? 室町時代まで死蔵されてた?
この話集 たぶん坊さんが集めてまとめたんだろうな
坊さんたちかもしれない
お話って 説話ってよく言うけれど どうやって伝えられたんだろう
誰がどういう状況で聞いたんだろう
読んだんだろう?
琵琶法師みたいな語り部っていたとして
その話は誰が聞けたんだろう?
今昔物語って
今世の中に飛び交ってるブログの膨大なおしゃべりに似てる気がする
登場する人間の階層がかなり広いのも面白い
インド 中国の話もあるし
およそ文学って
昔は文字を書けたり読めたりする層が限られてるから
ごく一部の人間が享受したものかと思うが
語るということでは広く深くお話の世界は
醸造されていたのに違いない
坊さんという人々は 広く社会に広がって
人々と触れて 語り部でもあったんだろうな
今昔物語みたいなものが残ってる日本に生まれてよかった!