だいぶ
江戸時代がわかってきた
ただ
社会情勢だの政治情勢だの
経済のことだのはわからない
絵画のことが
分類して
頭に入ってきたということ
だいたい
やまと絵と漢画って
どこがどう違うの
といまいちわからなかったが
漢籍の
教養のない私には
わからないのが
漢画だ
アハハ
われながらおかしな理解だ
でも
江戸時代の教養人というのは
その属する階層によって 繰り広げる世界が違い
それぞれ交流もあったということのようだ
教養人というからには 経済的に あるいは身分的に
アッパーな層の文化だから
江戸時代に私がいたら
縁のない世界
私の世界は 民芸の世界だな
禅画というのは縁があるかも
でも 現代に生きる私には禅がなんだかわからない
上の画像は 養源院の宗達の杉戸絵
京都に行くたびたいていは養源院に寄るから
何回も見てる絵だ
考えてみると すごいぶっ飛んでる絵だよね これ
琳派って 意匠というかデザインの斬新さというイメージだったけれど
光悦 宗達と考えると 京都の町衆の進取の土壌
そういう近代化の背景があるのに違いない
江戸の経済力ある商人階級の台頭って頭にあったけれど
京都はまた
なんというか自治意識の高い近代都市のエネルギーみたいなのを感じるけれど
何しろ 歴史的教養がなさ過ぎてわからない
光悦 とくると 書と絵画の関係もやっぱりあるんだわ
この
琳派の構図構成って
書の文化が背景にあるからこそなんだろうなあ
ほかの江戸の絵画もその平面性とか構成とか
こういう発想は
書の文化があったからという気がする
漢字の国の 絵には共通するんだろうか