遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

琳派

2011-01-13 08:52:19 | 日本美術

Img285 だいぶ

江戸時代がわかってきた

ただ

社会情勢だの政治情勢だの

経済のことだのはわからない

 

絵画のことが

分類して

頭に入ってきたということ

 

だいたい

やまと絵と漢画って

どこがどう違うの

といまいちわからなかったが

漢籍の

教養のない私には

わからないのが

漢画だ

アハハ

われながらおかしな理解だ

 

でも

江戸時代の教養人というのは

その属する階層によって 繰り広げる世界が違い

それぞれ交流もあったということのようだ

教養人というからには 経済的に あるいは身分的に

アッパーな層の文化だから

江戸時代に私がいたら

縁のない世界

私の世界は 民芸の世界だな

禅画というのは縁があるかも

でも  現代に生きる私には禅がなんだかわからない

 

上の画像は 養源院の宗達の杉戸絵

京都に行くたびたいていは養源院に寄るから

何回も見てる絵だ

 

考えてみると すごいぶっ飛んでる絵だよね  これ

琳派って 意匠というかデザインの斬新さというイメージだったけれど

光悦  宗達と考えると 京都の町衆の進取の土壌

そういう近代化の背景があるのに違いない

江戸の経済力ある商人階級の台頭って頭にあったけれど

京都はまた 

なんというか自治意識の高い近代都市のエネルギーみたいなのを感じるけれど

何しろ  歴史的教養がなさ過ぎてわからない

 

光悦  とくると 書と絵画の関係もやっぱりあるんだわ

この

琳派の構図構成って

書の文化が背景にあるからこそなんだろうなあ

 

ほかの江戸の絵画もその平面性とか構成とか

こういう発想は

書の文化があったからという気がする

漢字の国の 絵には共通するんだろうか

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