KINU洋画会の先輩が
何か血迷ったか
私に母子像を描くようにとおっしゃる
なんでいきなりそういうことになるわけ?
なんか
そういう頼みごとを引き受けるようになっている
というふうにおっしゃるので
内心
何でえ!
とぶーたれては見たが
大先輩のおっしゃることには逆らえません
しかし テーマを決めて絵をかけと言われてもなあ
と思ったが
母子像を描けと言われて
描いたことがあった
母親大会のポスターの原画よ
新聞にカットとかも頼まれて
描いたこともあったし
描けないこともないだろうと今日の部活から始める気だった
が
部活はなしになったので
まず買い物に行った
(オリーブオイルと牛乳 バターが必要だった
バターはあったよ それも 四葉バターもあった
それでつい牛乳も四葉牛乳買ってきた)
で 部活がないなら
もうおばさんは温泉!と騒ぐ
もう
あたしは絵を描きたいんだよ!
しかし
このおばさんの温泉に連れていけ
は
ありがたいと思わないとね
と武蔵と話し合っている
だって やる気がないとするとよ
励まし励まし温泉プールに水中運動をさせに連れて行かなければならないとすると
それは 大変すぎる
多分挫折するよ
当人が 行きたい!
と騒いでいるのはラッキーなことだ
で 私は絵を描く時間を確保するために
買いものから帰ったらすぐ連れて行った
しかし
午後も大変だったのだ
お見舞いに行かなければならない関係の方が
脳こうそくで行動が変になって入院した!
というのでおおさわぎなのだ
騒いだってしょうがないよ
何かできるわけじゃないし
と
いうわけにはいかない
なんかもう わさわさ
しかし 母子像 ともかく描き始まった
ら 面白いかもよ
それに わたし 子供かきたいなあ
八木重吉のこの詩↓ ご存じ?
こどもが
せっせっ せっせっ とあるく
すこしきたならしくあるく
そのくせ
ときどきちらっとうつくしくなる
わたし こういう子供かきたいのよね
おやつ食べて
お口の周りくわんくわんで
匂いを嗅ぐと そういう なんかごちゃごちゃした
食べ物の匂いがするような子供
とか
部活 自習の絵はこんなふうに始まった