遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

怒りの葡萄

2009-01-11 05:09:24 | ブログ

これは大恐慌時の子供たちの映像

「怒りの葡萄」を探したらいくつかあの映画のシーンが出てきた

スタインベックの小説の説明もでてきたけれど

英語だし 埋め込み不可だった。

あの本も、映画もショックだったわ

桃がどんどん捨てられていく すぐ近くでは

どんどん飢えて行く。

過剰生産で大恐慌!

なにそれ!

って思った。

考えてみると1943年に生まれた私は

バブルの恩恵も受けはしなかったが

飢えて死ぬ危険にはあわずにここまで生きてきてしまった。

おなかがすいて

って言う記憶もないのよ。

なんだか申し訳ない。

夫に戦死されて

私を抱えて苦労しただろう母は

たまたま私が一人っ子だったから

助けてくれる人が差し伸べる手も軽くてラッキーだったんだと

言っていた。

お姑さんは

5人の子持ちで未亡人になたから

大変だったんだ。

私と同じ年で、飢えた経験のある人はいっぱいいる。

武蔵は中学一年のときの体重が

息子の小学校一年のときより軽かったんだもの。

(これどこかで書いたね)

わが子で考えると

家を持たず賃貸のところにいるから

収入がなくなると住めない。

ローンが払えなくなって家をとられ

車の中で暮らしている中学生がいたのは

もう10年も前の話だ。

戦後の焼け跡を考えると

一軒の家に何家族もで住んでいたときもあったんだし

今ある家を分かち合えば住めるかもしれないが

一番の問題は食糧だ。

都市の人口は養いきれなくなる。

田舎で暮らしていて

困るのが電気と水道これが高い。

井戸があって薪で暮らした頃に戻ったら暮らせるのだろうか。

電気がなければ暮らせない暮らし

これって先行き困るだろうなあ。

太陽パネルにして賄えるようにならないかなあ。

子々孫々の代まで

ちゃんと暮らせる世の中にしなければ

フーテンの寅さんではないが

労働者が額に汗して働いて

お天道様が

ちゃんと回っていれば

みんながそこそこ幸せ

それが本当だろうがなあ

この葡萄は

怒ってません

もう食べちゃいました

20081764

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2 コメント

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太陽光発電の電話は数えられないほどかかってきます。 (kazuyoo60)
2009-01-11 10:21:36
水と電気が自家用でまかなえたとしても--、出来ない家の方が多いかな?。
よその家族と同じ家でですか。
期限を限ってでも、かなり難しいのではと思いますよ。
kazuyoo60様 (遊工房)
2009-01-11 10:30:42
今の感覚では勿論難しいです
でも
空襲の後
焼け残った家には
周りの人たちは
入ってきたと聞きます。
友人の家は
渋谷で一軒だけ残ったのだそうです。
太陽光発電は今は高いのでなかなか普及しませんね
我が家もあきらめた口です
井戸をつぶして整地したのは
どうだったのでしょう
原始人になって暮らしを考えてみようかなあ
と思ってるところです

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