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遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

朝鮮で白丁から医師になった人

2010-10-14 22:01:26 | ただの記事

L 1885年にできた

済衆院という病院の話

そのビデオを見ている

主人公は

白丁という階級だった人が

医師になる話

これにはモデルがいるらしい

 

そういえば

チャングムも子供の時

白丁だったことがあった

 

身分差別というのを こんなにも激しい形は知らない  と思って

武蔵に聞いたら

いろいろ知っている話はあるようだ

 

思い出してみると

私が幼児のころ住んでいた 御徒町の周りは ひどく貧しい一角だったが

朝鮮人が近くにあった

 

大人の話に くさいとか汚いとか怖いとか 聞いた覚えがある

 

小学校の時は 近くにバタヤというのもあった

そこの住んでる友達は 小学校の時は同じクラス

お手手つないで 通った  (男の子だよ)

 

高校の時は 皆は知らなかったが 朝鮮人であるために

先生に差別された

と 打ち明けてくれた友達がいた

 

でも実際は 教育を受ける機会に差別はないと 思い込んで育ってきたが

 

見えないところで

あるいは意識しないところで

日本にも いろいろあるのかもしれない

今のように 大変な不況になると 教育を受ける機会は

経済状態によって 苦しんでいる若者がいるよな

 

だいいち  就職できない若者がいっぱいいる

 

ともかく  この話 白丁であることを隠して医学生になっていた主人公の父親が

済衆院という病院にきて

(このお父さんは 息子が死んでしまったと思い込んでいたので  ここで

父息子が出会うのも 緊張する場面だが)

けがから腐ってしまった足を切り落とさなければならない場面で

その主人公は白丁であることがばれてしまう

え~~ん

下の写真は  そのモデルになった人の写真と 済衆院の手術場面の写真

S

 

 

 

 

 

 

私の母は戦前 日本が挑戦を合併していた時代

朝鮮に行ったことがある

母の眼からは 朝鮮の身分差別は 信じられないほど厳しいのでびっくりしたといっていた

 

でも このビデオでは 日本人は ひどい間抜けでひどい奴という風に表現されている

 

朝鮮のひとからは そういうイメージで見られてるんだなと悲しい

 

しかし こういうあれこれを検索すると

びっくりするような

朝鮮に対する差別的なサイトに出くわす

これも悲しい

 

世界が平和になるために 相手を理解するとか  許容するとか

なかなか難しそうなことが多いのも悲しい

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