おばんでがんす
〇井様のお宅の上棟をした、上棟式には実に何十段階ものやり方があるが、標準的に見ると概十段階ほどになる
其の内でも今回のお宅は私の従兄の家なので少し丁寧にして見た
勿論普通はこの程度で頼むよ、、という風に注文を受けてから制作するのだが、今回は独断と偏見でした
だから当然その経費は出ないが、若い者たちに継承させるべく仕来りや謂れやどうして必要なのか、等々教える教材
として制作してみた
平屋建ての30坪ほどの家であるが少し変わった建物で、外堀がある、、設計だ、構造体を立てたところだ
ロフト部分と曲がり屋部分の構造体の建て方だ
ほぼ構造体が終えたし夕方になったので上棟式に懸る
五龍旗、主神、脇神、水草、扇.亀甲、等を取り付ける
又御奉献の品々を進ぜる。風がきつい、赤城おろしと谷川おろしが利根川の川面を伝わって吹き付ける
職人たちが屋根に上り式が始まる
祈祷をして家運の隆昌と災難消除を祈念する
上棟式そのものがその家の為には勿論だが職人たちが何人も怪我も無く無事に完成することを願ってするものだ
ご近所の人たちが物珍しく見学に来ていた
こうして若い者たちに教え込んでゆく、何時か必ずそのことが血となり肉となることがあると信じている
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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