遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

危険な上棟

2019年06月15日 | 仕事

おはようがんす

今年は順調に建築の請負が進捗している、これも多勢の皆さんの御力添えのおかげだ

有り難い事で多勢の友人知人に感謝している

今般新築する〇田様のお宅はもうかれこれ二十年以上の付き合いである

両親家族とも気さくな方方で、当社も恵まれている、

最近は隠居をしたのだから出来得る限り口も手も出さない様にして居る、、 

次世代に家督を譲るという事は色色なものを断捨離しなくてはならない

上は天皇陛下から、下は我々下々迄色色な立ち位置があるが押しなべて引き受けて戴くという

謙虚な心が必要だ、これが摩擦を無くす潤滑油であろう、、、と推測している

今回の上棟も棟に掲げる御幣束を作っておいたのでこれを現場へ持参してのことだ

 そしてなぜ危険なのか????????????

 ラウルの動く城、という作品があるがそこに出てくる、雲の巣??とか言うものが有ったが

当にそれらしき入道雲が湧きたってきた、もしかしたらこの雲のもたらす雨に遭うかもしれない

床にシートを敷き込み防水し、同じく二階にも同じことをして防水した

此の積乱雲は危険なにおいがする

 

 そして第二はこの高さだ一階が三メートル、二階が6mの上で作業をしている

だから「アッと思えばこの世の別れ」と言う事が昔から言われている

 そして此の小1のこどもだ、少しもじっとしていない。まるで水の流れのようだ

見つけて来た廃材がもう遊び道具に変身している、そしてこの子がとても愛想がよい、

しかも私に懐いているのが良い、現場内に立ち入らない様に言ったり制止したりしているが、

何時も鼬ごっこだ、息切れがして付いては行けない、可愛い〇哉だ

大分骨組が固まって来た、これが二日目の状態である

漸く上棟の運びとなった、施主は予算の関係もあり

式はしないとのことだが、この家の長久を願い職人たちの安全を願うために、「天津八意思兼之命」と

言う職人の守護神で家を護る主たる神様で木の精霊の神様で有り家を護り家族を守る神様を祀る

何時も危険と背中合わせの仕事なので些細なことにも注意をしているがそれでもなお見えない危険から

お守り戴くための庶民の拠り所なのである

上棟とは目出度い事だが、そうした危険と裏腹の状況でもある

「注意一秒、怪我一生」くわばらくわばら

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

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