【中日】虎党も沸いた! 根尾昂が甲子園でプロ初失点 立浪監督「これも勉強」
ほろ苦い聖地デビューとなった(東スポWeb)
〝甲子園の申し子〟が一軍で初めて聖地のマウンドを踏んだ。中日の根尾昂投手(22)が25日の阪神戦で0―9の6回に登板し、5試合目にしてプロ初失点を喫した。 】4年前の根尾昂、大阪桐蔭時代の豪快投球フォーム 「投手・根尾」がコールされてリリーフカーで登場すると、虎党も拍手と大歓声で背中を押した。
いきなり先頭で4番・佐藤輝と対峙し、一ゴロに仕留める。しかし、大山に150キロ直球を右前に運ばれ、続く糸原にはプロ初の四球を与えて一、二塁。ここで同学年の小幡に149キロ直球を左前に弾き返されてプロ初失点を喫した。後続の梅野は捕邪飛、伊藤将は見逃し三振に封じたが「(ストライクを)取りにいったボールを打たれてしまったので自分のボールをしっかり投げたい」と反省した。
大阪桐蔭高時代は甲子園で2017、18年の選抜を連覇し、2年連続胴上げ投手となった。18年夏も制し、聖地では通算5勝を挙げ、防御率1・93を誇った。しかし、プロでは〝投手デビュー〟となった5月8日の二軍戦で2/3回を2安打1失点。この日は28球を投げて1イニングを2安打1失点だった。 まだプロの投手としてのキャリアは始まったばかり。立浪監督は「どれぐらい通用するか見たかったので、あえてクリーンアップに行かせた。打たれることは勉強。ずっといいとは限らないし、これからいろいろ変化球もどんどん使っていけばいい」とレベルアップを求めた。